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Vol.56 自由時間 オークランド工科大学で空間デザイン留学

オークランド工科大学で空間デザイン留学   鎌田 塁さん
AUT空間デザイン専攻 / AUT Bachelor of Spatial Design Student
空間デザインで大切なのは、空間にゼロから何かを創りだす力です。

「『ハリウッドで映画に関わる仕事がしたい』という中学3年生の時に決めた夢。それがあるから、技術ではなく、感覚や想像力という曖昧なものを学ぶことに価値を見出せているのかもしれません」と語る塁さんは、現在、AUTの空間デザイン科でビデオインスタレーションを専攻している。空間にゼロから何かを創 りだす力を要求される空間デザイン。ビデオを使って、3次元空間にゼロから何かを創りだすとは?そしてそれによって新しい空間を創り上げることとは?エネ ルギーに満ちた若者にとって、城は家ではなく、ニュージーランドという大きな空間だ。インテリアデザインとは違った角度で私たちの生活空間にアクセントをつくる、ビデオインスタレーションの世界と彼の創造力がニュージーランドに創り出そうとしている創造物の世界を覗いてみよう。

ニュージーランド・AUT Bachelor of Spatial Design留学生・鎌田塁さん

Rui Kamata
鎌田 塁

AUT空間デザイン専攻
AUT Bachelor of Spatial Design Student

大阪府出身。1982年8月3日生まれ。千葉で育つ。小学校1年生から4年生までシドニーで暮らす。帰国後、千葉に戻り、父の転勤で長野へ引っ越す。高校2 年生の時、ニュージーランドへ高校留学のために渡航。Edgewater College卒業。AUTのCertificate of Art and Designでグラフィックデザインを修了し、Bachelor of Spatial Designの現在3回生。空間デザイン科では、ミュージックビデオの制作に特化し、現在、卒業展示会のために作品を準備中。私生活では、DJやモデルと しても活躍。
Mixi:検索→DJ KATANA
ルイのブログ

将来の夢が、今につながる

「ファイン・アートは絵画、彫刻などの純粋な芸術で、それに商業的な要素が含まれて、2次元空間で表現するものがグラフィックデザイン。3次元空間で表現するも のが空間デザインです。」塁さんは、現在、AUTの3回生。空間デザイン科でビデオインスタレーションを専攻している。 「父の仕事の関係で、小学校1年生からシドニーに住んでいて。日本人学校に通っていました。そして、小学校4年生の時に日本に戻り、日本の学校に入ってカルチャーショックを受けたのです。小学校4年生の同級生たちが、お金の話ばかりしていて。それまでに他の世界を見てきた自分にとって、日本の社会は、シドニーで経験してきた『のどかな、ゆとりのある場所』ではないと感じました。でも、シドニーに住めていたのは父の仕事の関係だったし、当時は小学生だったので、留学するという発想もなかったので、流れに沿って学校に通っていましたね。そして、中学3年生になって、高校受験となり。両親に『将来の夢をしっかり今持って頑張れば、何にでもなれるんだよ。』と助言され深く考えさせられました。それで中学3年生の時に、将来やりたいことを決めたのです。以前から映画が好きだったので、ハリウッドで映画に関わる仕事をしたいと思いました。今でも、この目標は人生の基軸となっています。進学した高校は、交換留学制度がありました。これだと思って、交換留学を目指して1年間かなり勉強したのですが、結果は定員2人の枠に入ることができず、不合格。でも、そのことで本当に留学がしたいと思ったのです。ただ、経済的なこともありますし。父にそのことを伝えた時、僕の気持ちが分かるので行かせたいと思ったようです。それは、父も昔、留学したいと思ったのですが、その時に行けなかった経験があり。そして、どうせ行くなら、中途半端に1年とかではなくて、卒業して来いということになりました。」塁さんは、15歳の時に高校留学でニュージーランドに来た。

好きだったのは、3次元の空間をデザインすること

「「日本の高校は全教科をまんべんなく勉強しますが、ニュージーランドの高校は大学と同じで単位制です。自分の好きな教科を選択して、将来のために勉強します。それに気付くのが遅くて、日本のように色んな教科を選択していたら、大学入試の時にどっちつかずになっていて。進学したいコースに行くための単位が足りず、3年生を2回することになりました。大学の学科によっては、A、B、Cの評価も最低基準が設けられているので、それも満たさないといけないこともあり。他にも、色んな面でニュージーランドと日本の教育は大きく異なっていると感じました。特に感じたのは、ニュージーランドの生徒は目的を持って勉強しているので、何のために勉強をするのかを知っ ていることでした。」塁さんも、中学生の時に決めた夢に向かっていた。「高校を卒業して、AUTの1年間のグラフックデザインのサティフィケイトコースに進学を決め。映画などのCGに興味を持っていたので、グラフックデザインを選んだのです。でもある日、2次元のグラフィックデザインの課題なのに、いつも 2次元ではなくて3次元の立体的な絵を描いていることに気付きました。本当に僕が好きなのは、立体的なものをデザインすることなのだと。それで、AUTのグラフィックデザイン科のバチェラーコースへ進学するための面接時に、3次元のデザインに興味があることを話し、空間デザイン科に入学することになったのです。」

空間での創造力を養う、ビデオインスタレーション

「空間に物をインストールして空間をデザインすること。これが空間デザイン科で勉強していることで、空間デザイン科は、建築、インテリアデザイン、ビデオインスタレーションなどの専門に分かれています。僕が専攻しているビデオインスタレーションは、例えば、ビデオで映像を撮って、道にその映像を映し出したとすると、その空間にいる人たちはそれを無視できず、その映像は、その人たちにとって道に変化を及ぼすものとなります。このような感覚的なものごとを学びます。このコースは、何もないところから、どういうものを創るかという創造力を養うことを目的としていて。コンピュータエンジニアやアカウンタントなどのよ うに技術の習得ではないので、それに何かを見出せない人が多いようです。大学3年生の生徒数は、入学当時と比べると3分の1くらいに減ってしまい。でも、ものを創るクリエイターになりたい人は、技術や専門知識、そして何よりもいかにたくさんの物事を自分の中に吸収して、それを新しい形として自分の中から外へ創りだす力が必要です。 大学の課題も発想を養うもので、例えば、『個性を50枚、絵に描きなさい』というものです。この課題で僕が最終的に考えたのは、個性というのは周りがないと個性にならないということです。背が高いというのも、他の人よりも背が高いということからきます。それで課題では、矢印を沢山描いて、1つだけ色を付けました。他のものを描くことによって個性を描いたのです。 他には、『光の速さを模型か映像にしなさい』という課題がありました。この時は、まず光の速さというものが何かということを徹底的に調べました。光は1秒間で地球を7周半します。地球1周が1日なので、7日半、すなわち光の速さの中で僕たち人間が過ごすと、1秒間で1週間と半日を見ることができるということになります。それで、1週間と半日の間、僕の住んでいる場所のベランダからの景色をビデオで撮り、1秒間に圧縮して。それを課題の作品として提出しました。その1秒に圧縮した映像は、観ると、朝と夜の繰り返しで白黒白黒・・・で、一瞬で終わってしまうのですけど。教授にも『なんだ、これは』と聞かれ、それを説明して、Aプラスの成績を貰いました。 『時間を操作する』という課題では、僕が画面に2人いるように映像で編集をしたのですけど。1人の自分が、DJをしてレコードを操作して、もう1人の自分が踊っています。クラブでは、ひとつの空間でDJが曲をかけて、その曲に合わせて人が踊っていますが、DJが音を止めると、人の踊りも止まります。それは空間を操作するというか、その時間を操作していて。それにかけて、作品を作ったのです。DJをしている自分がレコードを止めると、踊っているもうひとりの自分も止まり、レコードをかけたり、巻き戻しすると、もう1人の自分が踊ったり、踊りを巻き戻されたりという作品をコミカルに作りました。」彼の発想に何度も、はっと思わされ、聞き入ってしまう。大学でも、ちょっとした発想で感心されることが多いという。

ニュージーランドに残せるものを創造していきたい

現在、ミュージックビデオ制作に特化している塁さん。「卒業後は、映像関係か、テレビ、あるいはテレビCMの関係に進みたいと思っています。ニュージーランドでの就職は、コネクションが大事なので、自分でネットワークを広げるように力を入れていて。1年くらい前から、業界人がよく訪れるクラブでDJのアルバイトをしたり。そこから、コネクションが増えました。この繋がりで、あるローカルのアーティストのミュージックビデオも作りました。」塁さんが大学の課題用に作ったそのミュージックビデオは、昨年、ニュージーランドのテレビで流れていた。 「これから、Tシャツのブランドを立ち上げる予定です。『ILL』というブランド名で、意味は黒人のスラングでカッコいいとかイケテルとか。そして逆から読むと自分の名前なんです。日本とニュージーランドを繋ぐブランドを作りたいと思い、デザイナーは日本人とニュージーランド人を起用する予定です。既に、1人の日本人デザイナーとは話が具体化していて。日本の雑誌に、1人の男性が彼の作品のTシャツと一緒に載っていて、そのデザインが気に入り、ウエブで彼を探し当て、先日、日本に戻った時に彼と会って来ました。『ILL』のブランドコンセプトの一つは、『アーティストにキャンバスを与える』です。キャンバスは、白いTシャツ。それをアーティストに与えて描いて貰うのです。それによって、アーティストは作品を発表できる幅が広がります。自分だけが儲けるのというのではなく、若手アーティストにもチャンスを与えることのできる新しい形のブランドです。」ファッションも好きという塁さんは、ニュージーランドには自分好みのものがないので自ら作ることにした。「ニュージーランドの良さは、何でもチャレンジができるということ。そして、ニュージーランドに来て、吸収するだけで、日本という素材を何も残していかない一方的な態度でニュージーランドに居るのではなくて、どんな形でも日本人としてニュージーランドに貢献したいと思っています。いつか、こんなことをしていた日本人がいたとみんなの記憶に残ること ができればいいですね。」

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