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Vol.23 自由時間 ニュージーランドで犬のトレーニングを学ぶ留学

ニュージーランドで犬のトレーニングを学ぶ留学 加藤 直子 さん
ドッグトレーナー
犬と一緒に生活して、ドッグトレーナーを目指しています

オークランドにあるUNITECのAnimal management canine behaviour & trainingで動物のトレーニング方法などを勉強している加藤直子さん。その勉強をするキッカケは大学のゼミ研修でニュージーランドに来たことだった。

ニュージーランドで犬のトレーニングを学ぶ留学

ドッグトレーナー:加藤 直子 さん

犬と一緒に生活して、ドッグトレーナーを目指しています

1979年生まれ。北海道酪農学園大学酪農学部農業経済学科卒業。02年2月ゼミ研修でニュージーランドに来たことがキッカケとなり、同年7月より、ニュージーランドで生活をしている。03年2月より UNITECのAnimal management canine behaviour & trainingで犬のトレーニングを学んでいる。現在オークランドの南、ハミルトン近くのプケカワで犬と共にファームステイをしており、片道1時間半かけ学校に通っている。休みの日は動物園でボランティア活動をするなど根っからの動物好き。

「大学時代、北海道の酪農学園大学で酪農について勉強していました。多様化する農業環境に即応するための農業生産、農業経営、農業政策などについての勉強です。北海道に生まれ育った友人の多くは家が牧場を経営したり、酪農をしていました。ですから、大学ではそういった後継者たちが通っていました。
ですが、私は違いました。両親は普通の会社員でした。 大学に入学したのは、ただ動物が好きというだけで、友人たちとは全く違った理由からだったのです。
私は幼い頃から動物が好きで友達が飼っている犬を勝手に散歩させたりするほどでした。そんなこともあり、進路を決めるとき動物に関する勉強が出来ることが一番の希望だったのです。そして、大学入学後はゼミの先生がニュージーランドの農業について研究していたことで、ニュージーランドの存在を知ることになり、02年2月に1週間の滞在ではありましたが、研修旅行でオークランドに来ました」

1週間の滞在はロトルア、ワイトモなどへ観光をしたり、実際にファームステイをして何頭の牛を飼っているか?
搾乳は1日に何回行われているかなど、ニュージーランドの農家の現状から引退後はどのように暮らしたいかなどのニュージーランド人の考え方まで調査したという。

「ニュージーランドの酪農業は、環境にやさしい循環型放牧酪農であるため、世界の農業者から注目を浴びているようです。実際にそのとき調査して、この方式は低コスト生産が可能であり、厳しい国際市場において十分対抗できる力を持っていると感じました。また、ニュージーランドの農民は政府の補助金なしに自立した経営を実践しているため、酪農業を志望する若者が多く、魅力ある職業となっているようです。
初めてニュージーランドに来て、実際に農家に滞在、研修することによって、先進の酪農技術に触れた気がしました。そして、北海道に似た自然の多さとその雰囲気を持つ、この国に再び来れたらいいなあと思うようになっていったのです」

大学卒業を控え、就職活動をしてみたが、ニュージーランドに来る思いは日に日に増していった。
そして、02年7月英語習得を目的にオークランドに来ることに決めた。

「実は以前から漠然とですが留学をしてみたいと考えていたのです。それが、ゼミ研修でニュージーランドに来て以来、実行してみたくなり、大学卒業後、アルバイトで資金を貯めてニュージーランドに来たのです。 初めはホームステイをしながら英語学校に通いました。当初、半年の予定で学生ビザを取得して、英語を学んでいましたが、勉強しているうちに大学の卒業研究のテーマだった牧羊犬についても勉強したいと思うようになっていきました。
牧羊犬、シープドッグは、飼い主の号令に合わせて広大な牧場を駆けめぐり、羊の群を柵の中に見事に追い込むことが役目の犬です。
シープドッグの歴史は古く、すでに使われ始めて何百年にもなるそうです。牧畜業の発展と同じく牧羊犬も改良され、その利用技術も発展、発達してきました。イギリス、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアでは、今でもシープドッグを活用しているようです。 実際にシープドッグがいれば、羊飼いはひとりでも1000頭以上の羊を追うことが可能だといわれており、牧畜業の機械化などでシープドッグが減少した時代もありますが、牧草地によっては機械が入れないところも多く、今でもシープドッグは羊飼いにとって不可欠なパートナーなのだそうです。牧場の規模によりますが、羊の頭数が多い場合、人員削減、コストダウンに役立つのです。私は以前から、そんな人間の生活と密接な関係を持ち、生活にゆとりを与えてくれる犬のトレーニングについて興味がありました。ですから、せっかくニュージーランドにいるのだから犬についての勉強をしたいと思っていました」

人と知り合うたびに決まって直子さんは犬のトレーニングについての話をした。
英語学校も初めは一般英語であったが進学するためのIELTSコースに変わった。
それもどこかに犬の勉強をする学校があるのではという気持ちからであった。

「何かキッカケをと思いながらも、なかなか自分がやりたいことへの方法がわからないでいました。ひたすらIELTSコースのポイントを伸ばそうと必死で勉強するしかなかったのです。次第に気持ちにも焦りみたいなものがでてきていたころでしょうか、知り合いがいろいろと相談に乗ってくれ、情報を調べて教えてくれました。それが、UNITECのAnimal management canine behaviour & trainingのことでした。そのコースはちょうど私が入学するときに開講されたコースでした。牧羊犬のこととは少し異なりますが、犬のトレーニングが出来るということですぐに興味を持ったのです。
コースが開始される2月までわずかな時間しかありませんでしたから急いで申し込みをしました。また、このコースでは、生徒が自分で犬を連れて、授業に参加する必要があったので、犬を用意しなければいけませんでした。私はそのコースを選択することで犬と一緒に暮すことにもなったのです。
申し込みをしてから授業が開始されるまでの間に、私はそれまでのフラットに継続して滞在し、学校へ通うことを考えていたのですが、犬と一緒に住むことでフラットメイトに迷惑がかかるのではといったことなどを考え、犬と24時間一緒にいられる環境を探すことにしました。
オークランドの学校に毎日通うには大変だとは思いましたが、犬のトレーニングが出来るということと、考えている時間がないということから知人の紹介のオークランドから南、ハミルトン近くの街でファームステイすることにしました。
次に準備したことは授業に必要な犬探しです。ホストマザーの協力もあり、マヌカウにあるSociety for the Prevention of Cruelty to AnimalsやAnimal and Stock Poundと呼ばれる動物愛護協会などの施設に犬を探すために行きました。そこでは犬や猫が1匹ずつ檻に入っており、順番に見ることが出来ます。自分が引き取りを希望する動物がいたら、その旨を申請すると予防注射などの手続きが完了する数日後に引き取りにいけるのです」

住む場所、犬と勉強に必要な環境がすべて整った直子さんは03年2月からUNITECに通うことになった。

「Animal management canine behaviour & trainingのコースは月曜から金曜日まで毎日授業があり、1年間の授業を無事に終えると学校から修了証が発行されるコースです。週3日は教室で授業を受け、あとの2日はドッグトレーニングの実習が行われます。
授業には小動物畜産学といって身近な動物たちを研究対象とする授業があります。犬や猫などの動物について勉強します。彼らがどんな病気にかかるか、人間に感染するような病気は何かということを学びます。動物を飼ったことがある方でしたら聞いたことがあると思いますがジステンバーという病気があります。これは犬ジステンバーウイルスが原因で感染する病気で子犬に多い、ケホ、ケホ、ケホ ガーーッツといった咳を一日中繰り返します。
次に代表的なものはケンネルコフです。この病気は細菌、ウィルスによる呼吸器疾患なのですが、このウィルスと決まっているわけではなく呼吸器感染を全てひっくるめてケンネルコフと総称しています。ですから、すぐ治るものから重症なものまで様々あります。
また、犬あるいは動物だけの病気ではなく、人を含めた全ての哺乳類が感染し、発病すると治療方法がなく、悲惨な神経症状を示してほぼ100%死亡する極めて危険なウイルス性の人獣共通感染症である狂犬病があります。この病気は高度な医療が確立した現在も、世界では毎年約50,000の人と十数万の動物が発病死していると推定されているほどです。
病気などの知識の他に人間とは異なる出産の仕組みや栄養についても学びます。
また、行動学と呼ばれる動物の仕草が何を意味するかを読みとる勉強をします。 例えば、犬がお腹を見せたら見せている相手に服従しているということであったり、耳やしっぽを立て、鼻にしわを寄せて相手を見据えているときは攻撃態勢にあるということなどです。
そういった動物の知識を得てから実際にトレーニングの実習に生かすのです。 実習ではマヌカウにあるSociety for the Prevention of Cruelty to AnimalsやAnimal and Stock Poundなどの施設にも行きました。先生が選んだ初めて会った犬を扱うのです。さすがに知らない犬に対しては恐怖心が生まれます。授業でも習いましたが犬はおとなしくても噛む動物です。どんなに飼い慣らした犬でも突然噛むことがあるということを知っていなければいけないのです。大分慣れてきましたが初めのうちは言うことを聞かせようと大きな声で呼んでも犬に無視されたりしました。ですが先生が見本を見せると1回でうまくいくのには何度見ても感心させられます」

時間が経つにつれ授業は高度なトレーニングに移っていった。

「学校に入学するまでは本格的に犬にトレーニングをするのは私自身初めてのことです。当然、犬も初めてです。ですから、お互いに勉強していくことが必要なのです。犬の中には人間と同じように少し物覚えの悪い子もいます。ですから、その子にあった教え方を探していくことも必要です。時には犬のトレーニングをあきらめて別の犬に取り替える場合もあるくらいです。それほど、人間、犬、両方にとって大変な作業なのです。
学校でのトレーニングは簡単なものから進めていきました。まず、家で犬を飼う場合と同じようにお座りや待てなどの命令に従うように訓練します。それが出来たら犬と距離を置き離れたところから声で指示を出し、同じように命令に従うようにします。その次はハンドシグナルで出来るようにするといった具合にステップアップします。
そういった一連の命令に従うようになると平均台やハードルなどの障害物を使用しての訓練に移ります。リードを引っ張りながら命令する動作を少しずつ覚えさせていくのです。平均台であれば、低い高さから台を渡れたら、少しずつ高くしていくのです。
次の段階になっていくと警察犬や麻薬探知犬のトレーニングの一部にもなっていることを行います。例えば、広い敷地を自分たちで歩いてにおいを付けていくのです。そして、犬を放して、においを追うように教えていくのです。初めは簡単な直線で歩いて2分ぐらいしたら、犬を放して訓練していき、最終的には複雑な歩き方や犬を放すまでの時間を1、2時間おいても正確に辿っていけるようになります。
また、箱をいくつか並べてその中に、においのついたものを入れて探せるように訓練します。それは、オークランド空港などでも活躍しているDrag Detector Dogと呼ばれるいわゆる麻薬探知犬の訓練にも使われているやり方のひとつです。麻薬探知犬は、人間の数万倍といわれる嗅覚と犬の持つ本能を利用し、わずかな匂いでも麻薬を見つけ出す能力を持った犬です。麻薬探知犬には麻薬類を見つけると、「ひっかく」動作をして知らせるアグレッシブドッグと「座る」動作をして知らせるパッシブドッグがいます。
学校の授業が始まって今まで約一年近く犬と一緒に生活しています。休みの日でも家の近くで犬のトレーニングをしていることもあり、当初に比べていろいろなことを覚えました。もうすでにただのペットではなく同志とでも呼ぶようなパートナーになっている気がします。学校のコース終了が近づいていますが、終わってからも、もっとトレーニングを積んでいきたいと考えています。また、チャンスがあればニュージーランドで犬と一緒に仕事が出来ればいいなあと思っています」

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