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Vol.17 Career up in NZ ニュージーランドの不動産会社レセプショニスト

キャリアアップ

Shizuka Watanabe 渡辺 静香 さん
不動産会社Ray White New Lynn 支店レセプショニスト
家の売り手を見つけることは、買い手を見つけるのと同じくらい大切です。

オークランドの中心から西に位置しているNew Lynnにある不動産会社Ray WhiteのNew Lynn 支店でレセプショニストとして働く静香さん。レセプショニストといってもその業務は受付だけではなく、21人いるセールススタッフのアシスタントとして書類の管理や広告制作なども行っている。

ニュージーランドの不動産会社レセプショニスト・渡辺静香さん 79年生まれ。東京都出身。小学校6年生の時に家族がニュージーランドに移る。静香さん自身は中学の3年間をオーストラリアで過ごし、高校からニュージーランドに来る。そのころのことを振り返ると色々な発言をオープンにできるこちらでの学校が自分にはあっていたと言う。最初に来て良かったと思った時は日本の友達が高校の受験勉強をしていると聞いた時。

ニュージーランドとの出会いは小学6年生の時でした。それは自分の意思というわけではなく、親がニュージーランドに来ることを決め、当然のように私もついて来たことがキッカケでした。日本を離れて最初の生活の場として、私だけはオーストラリアのパースに行きました。そこで現地の中学校に入ったのです。仲の良かった友達と別れて、すべてが英語という環境に入っていかなければならず、初めのころはあまり馴染めず、学校では無口でした。日本でも少し英会話学校に通い、パースでも中学に入る前に語学学校に通っていたのですが、やはり発音が悪く私が喋ったときにクラスメイトから、からかわれこともありました。それで人前で喋ることがいやで仕方がありませんでした。また私が通っていた学校は全寮制で周りに日本語を話したり、見かけたりする環境は一切なくホームシックにもかかりました。ただ、学校は日本で想像していたものをはるかに超えて開放的でした。広々とした敷地、空を遮ることがない高さの建物、校舎と校舎の間も広々していました。教室の机の並び方も日本とは違っていました。先生を中心にコの字の形に机が並べられ、生徒同士の顔がお互いに見えるように座っているため、終始和気あいあいとした雰囲気で授業が進められていました。友達もみんな明るく積極的に私に話し掛けてきてくれました。そういったことが少しずつ、私をそこでの生活に打ち解けさせていきました。

中学卒業後、ニュージーランドのハミルトンの高校に進む。ここでも寮生活を送っていた。

高校を出たあとすぐにカフェ、免税店で働きました。それぞれが私にとっては有意義な経験になりました。中学、高校と英語の中で過ごしていて日本語との接触と言えば、時々、親と話をするくらいだったので、どちらかと言うと英語が強くなっていた私にとって、免税店では日本語を見直す良い機会になりました。その後、新しいことにチャレンジしようと思い、毎日のように新聞の求人欄に目を通していました。そしてある日、不動産会社であるRay Whiteのレセプション兼事務の求人を見つけ、それに応募しようと思ったのです。まずは会社へ電話をかけました。すると、受付の人が出たので私は「I'm responding to a receptionist position that was advertised in the Western Leaders」と言い、そしてマネージャーに代わってもらうように言いました。ここで私が気をつけたことはごく基本的なことでしたが、声のトーンがあまり暗くならないことと、話し方があまりモゴモゴしないようにクリアーに話すようにしたことです。電話の時点で審査は始まっているという意識を持つことが大切だと思ったからです。特に私が応募したのは受付事務ですから、仕事の内容としては電話応対も大きなウエイトを占めるだろうと思っていました。最初に出た相手はレセプショニストで人事の決定権はないとしても、後でマネージャーがレセプショニストに「彼女の話し方はどうだった?印象はどう?」という会話が交わされないとも限りません。ですから相手になるべく良い印象を持ってもらえるよう努めたのです。
その時にはマネージャーは不在で後日、電話が改めてかかってきました。そして面接を受けることになったのです。高校のときに就職で面接を受ける時の心得を習っていましたが、その時点ではほとんど覚えていませんでした。CVを持ってオフィスに向かいました。そして私の採用が決まったのです。
確か黒かグレーのスーツを着ていったように記憶しています。ニュージーランドではビジネスシーンでカラフルなスーツを着ている女性も多くいますが、面接の時にその格好ではあまり快く思わない人もいます。下に合わせるシャツが少し明るめなのは構わないと思いますが、やはりスーツはスタンダードな色が良いと思いました。
面接では前職の内容や、コンピューターが扱えるかどうかなどを聞かれました。そういった受け答えの内容は大切です。ただ、この国では何より自分をアピールすることが一番大切だと思います。

採用決定後、トレーニングに入った。

入社して、会社の中のシステムやコンピューターの使い方などの研修を受けました。特に不動産売買で重要になってくる契約書の処理の仕方は多くの時間を割きました。この書類にはその家の価格を始め、いろいろな情報が書いてあります。その家にテレビのアンテナが付いているのか?照明の器具は含まれているのか?カーペットは?などです。そういった各インフォメーションの漏れはないかどうかをチェックします。通常、一軒の家の売買では売り手にも買い手にも弁護士がつきます。私の会社の場合は契約書の裏に双方の弁護士の名前や会社名、電話番号、日付などを記載するようにしています。日付が抜けていることがよくあるのでそれを注意しなければなりません。また日を追って、どういった手順で売買が成立したかも書類に記載されていなければなりません。これは後で何かトラブルがあった場合に経過説明などの必要もあるからです。その他、書類の保管方法などを学びました。

研修終了後、New Lynnオフィスのレセプション業務に就いた。

出勤すると最初にセールスの人が昨晩作った書類の整理をします。セールスの人は固定給制ではなく、一軒売ってそれに対して給料が入るというコミッション制です。ですから契約社員とかフリーで働いているといった要素が強く、出勤時間も決まっていません。お客様の在宅時間に合わせて夜も遅くなることが多くなるのです。
チラシなどの広告の制作も私の仕事です。私の場合は一軒だけをクローズアップして 「この家を買いませんか」というチラシを作ることが多く、これは営業のスタッフが各家庭のポストに直接入れるものです。
そしてもう一つは「あなたの家を売りませんか」という家を買うためのチラシを作ることです。家を売るためには、まず売るための物件をいくつか持っている必要があります。それを増やさなければお客様の選択の幅が狭くなるためにいい結果にはつながりません。なによりセールススタッフも売る物件がなければ、仕事のしようがありません。ですから、ここの支店が管轄するエリア内で常時10~20の物件をリストアップしている必要があるのです。トントン拍子で売れていき、残っているのが一軒だけになってしまったこともありました。そんな時は大急ぎで売りに出す家を探すために大量のチラシが必要になりました。またお客様からの要望があった場合、ある一定のエリアに向けて集中的に「ここのエリアで家を探している人がいます」という内容のチラシをポストに入れます。人によってコピーする部数は様々ですが平均すると500枚前後が多いです。このチラシに対しての反応は500枚に対して1、2件といったところでしょうか。対象物が家ですから一件でも反応が出れば成功です。多い時では5件ほどあります。
そういった業務の間にも電話での対応を常に続けています。一日に平均50、60件の電話が入ります。セールスには一般の家を取り扱う部門、オフィスなどの商業部門、そして賃貸の部門があります。賃貸の部門にはスタッフが2人しかいないために、簡単な問い合わせに対しては私も対応します。また家を買おうとしている人からの問い合わせに対してはセールスのスタッフに順番に電話を回していきます。セールスのスタッフそれぞれ皆、自分の個性を生かした売込みをしています。私の目から見ていて、口数の少ない人より、多い人の方が全体的にいい結果が出る場合が多いようです。あまり丁寧な言葉づかいをしない上に手紙もどちらかと言うと、喋り言葉の文章で書くにも関わらず、話術に長けているために成績が良いというスタッフもいます。

売買は契約書を交わした後でもスムースに進行していかないこともあるという。

たとえば、リストアップされた時と条件が違っている場合などには、そこで一時ストップします。これまでで一番大きく違っていたことでは、リストアップされていたときの条件では庭に物置があるということでしたが、実際にはついていなかったということがありました。そのほかには買い手側のローンがうまく組めずに止まってしまうこともあります。契約書にサインをしてから融資元の銀行を探す人も少なくありません。その際に銀行の審査に通らず、資金を調達することができずに話が流れてしまうのです。通常、サインをした日付から5日後に支払いが行われるのですが、その5日の間に銀行を探すという人も多くいます。その場合、契約書上はA銀行他、という様に記載されされているのですが、そのA銀行に断られ、その他の銀行にも断られてしまい、結局契約が成立しないことがあるのです。
この国の場合、家の売買は日本のように一生に一度の買い物ではなく、家族の人数や年齢などに合わせて家を替わることがごく普通に行われています。また古い家を安く買い、綺麗に直して高値で売るといった投資的な要素もあります。 そのほかにもレンタルさせるために買い、その収入でローンを支払い、最終的に自分の老後の家にするといったパターンもあります。そういった意味でも購入資金を十分貯めてから探すと言うより、条件の合う家があれば購入を考え、それに合わせて資金繰りを考えるという場合が多いのかもしれません。
私たちのエリアでは特に1か2ベッドルームの家を探す方が多いようです。地域的にはMt.Albertの物件が時期を問わずに常に動いています。オークランド全体ではKohimaramaのあたりに人気が集中しています。
最近は一般の人に家の中を見てもらう土日に開催されるオープンホームや売出し中の家の看板などが気になります。また同じRay Whiteの看板があると、ここは誰の担当なのかと、ついつい立ち止まってしまいます。これからも少しずつ勉強をしてセールスの人の売上に貢献できればいいと思っています。また、不動産売買の契約では必ず弁護士を通して行われており、公文書を扱うこともあります。書類の将来はこういった不動産業界での経験を生かして、法律事務所でのアシスタントにもチャレンジしていきたいと思っています。

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