Vol.55 Career up in NZ 家族と共にニュージーランド移住 |
これまでの『日本食品は高い!』という意識から、『リーズナブルな価格で日本食品が買える』という意識へと、ニュージーランドのみんなの意識を大きく塗り替えてしまったキッコーマン・グループのJFCニュージーランド。2004年にJFCが良心的な価格の日本食品を持ってニュージーランドに進出してきて以来、日本食品の市場の価格が一気に低下。JFCは世界のネットワークを活用し、ニュージーランドのご家庭に良心的な価格で日本食品を届けてくれる、食の女神的存在だ。しかも、JFCの日本食品は日本で販売されている本物の日本食品で、種類が豊富で美味しく、安全面にも注意を払った良質の商品で、日本人にとってこの上なく嬉しい。そんな日本人に食の喜びをいつも与えてくれるJFCのオフィスを覗いてみよう。
1964年生まれ。青森県出身。明治大学経営学部卒。八ヶ岳中央農業実践大学校研究科卒。青年海外協力隊でマレーシアへ。帰国後、結婚し、昭光通商株式会社、(有)ケイアンドエス牧場サービス(乳牛、肉牛用発酵飼料製造、販売)を経て、ニュージーランドへ家族6人で渡航。入国した時は、トランク4個と、リュックサック4個だけで来たという。現在、JFCニュージーランド勤務。2男2女2猫(会社の前で拾った)の父。
JFC New Zealand Ltd 世界にネットワークを持つJFCのニュージーランド支社
「JFCがニュージーランドに来てから、リーズナブルな価格で日本食品が買えるようになって、子供に毎日納豆を食べさせられるようになったという話を聞くと本当に嬉しいです。」と心から嬉しさがにじみでる、自身がJFCのような佐藤支店長を筆頭に、私たちに食の喜びを提供してくれるために働くJFCの社員たち。その中で今回登場するのは、人柄の良さがにじみでている4人のお子様のお父さまでもある小西清孝さん。 子供4人を連れてニュージーランド移住、そしてJFCに入ったきっかけ
「大学を卒業し、農業学校で野菜栽培を勉強しました。その後、野菜栽培の技術指導のために2年間青年海外協力隊でマレーシアへ行きました。帰国後、現在の妻と結婚し、畜産関係の会社で働いていた頃に出張でニュージーランドに初めて来、とても綺麗な国だなと思いました。子供たちは裸足で走り回り、平和な感じで。ガイドのNZ人女性が、『子供を育てるのにはとても良い国ですよ』と言っていたのがその後もずっと頭に残っていました。そして一番下の子供が4歳になった時に私もちょうど40歳が目の前で、今しかないと思い、ニュージーランドに来ることを決心しました。」 良質の日本食品が安い理由 「現在、JFCで私は、主に倉庫の管理とテイクアウトの寿司店やレストランに食品の配達をしています。」と小西さん。「特にJFCが誇ることは、日本で使用されている全く同じ、安全で良質の日本食品を良心的な価格でニュージーランドで提供していることです。例えば、お寿司屋さんが使うえびは皮をむいて開いたものですが、それらは加工品です。日本のお寿司屋さんも加工品はアジア圏から輸入した方が安いので輸入品を使用していますが、その日本で使用されている良質の加工品をJFCはネットワークを活用し、アジア圏からニュージーランドに直接輸入し、良心的な価格で商品を提供しています。普通でしたら、第三国(日本とニュージーランド以外の国)からニュージーランドへ商品を輸入する場合、商品の数が少ないためコンテナが一杯になりにくいので非効率的なのですが、JFCニュージーランドはオーストラリアのJFCとコンテナをシェアしているのでコンテナが効率的に使え、第三国からの価格を抑えた輸入が実現できています。また、JFCには納豆や鰻(うなぎ)をはじめ、自社で開発した日本製と同等の品質を誇る百数十種類の商品があることもお手頃な価格で良質の商品が提供できる理由です。このようにJFCには世界中にネットワークがあるので、日本からだけではなく仕入先が多様で、色んな種類の日本食品をリーズナブルな価格で提供できるシステムになっています。」 安い!良質!安全!JFCの喜ばれる商品
「今、JFCの商品の中で最も人気があるのが、『秋田小町』のお米です。JFCブランドの『四段納豆』や『たこ焼き』もとても人気があり、JFCブランドの『四段納豆』は納豆4パックが3ドル弱、『たこ焼き』は50個で大体8ドルというお手頃価格でお買い求めになれます。人気の鰻(うなぎ)もこれまでの半額くらいでお買い求めになれ、日本に輸出されている商品なので味もよく、7段階くらいあるグレードの中でニュージーランドに輸入している物は一番良いグレードのものです。また最近、加工品の鰻(うなぎ)の添加物が問題となっていましたが、JFCの取り扱っている商品には問題の添加物は入っていませんでした。このようにJFCの商品は安心して食べて頂けるように安全面にもとても注意を払っています。JFCの商品は安いだけではなく、品質と安全面にとてもこだわっています。他にも、冷凍うどん、枝豆なども人気ですね。また、焼酎、お酒などの酒類やお米は種類も豊富で、手に入る商品の種類が増えたということで喜ばれることも多い 新しい回転寿司の楽しみをニュージーランドに広げよう! 現在、JFCでは回転寿司の展開をNZで計画中である。「オーストラリアの最初の回転寿司店の立ち上げにもJFCが関わりました。ブリスベンとゴールドコーストのエリアも回転寿司屋が約15年前ゼロ件だったのが、現在約80店舗にまで増えています。実はその立ち上げにJFCで関わったのが現在のNZ支店長なんです。ですのでJFCニュージーランドには回転寿司経営のノウハウやネットワークがあります。市場的にも、オークランドの人口とブリスベンとゴールドコーストの人口は大体同じくらいで市場の大きさも十分あります。オークランドでは回転寿司がこれまで板に付かなかったことから無理だとあきらめられているところがありますが、様々な調査をした結果と経験から私たちは可能性があると考えています。2年前から回転寿司屋の経営を呼びかけてき、現在、数件の回転寿司屋経営のお話が進行しています。私たちは、場所探し、ベルトコンベアーや寿司ロボットの手配、メニュー作りなどのお手伝いや店構えや寿司作りなど様々なノウハウをご提供することができます。他にも、ベルトコンベアーの中で寿司職人がパフォーマンスをすることはとても重要です。JFCがお手伝いをしている、もうすぐオープン予定の回転寿司屋では、日本の寿司コンクール全日本選手権で第三位の寿司職人が働くことになっており、これまでニュージーランドには無かった多くの種類の寿司を披露してくれる予定です。このような人材の手配も全てご協力できますので、回転寿司屋の経営にご興味のある方は是非ともご連絡ください。そして従来のオークランドの回転寿司とは違った回転寿司の楽しみを経営者の方と一緒にみなさまにご提供ができればと思っております。またオーストラリアで最大の回転寿司チェーン『スシトレイン』の第一号店の立ち上げもJFCが関わり、現在でも繋がりがあることから、いずれは、ニュージーランドで回転寿司屋の経営をしたい方がもっとし易くなるように『スシトレイン』のようなチェーン店をNZで展開することができればと思っています。」「私がJFCニュージーランドで働いて良かったことは、仕事の遣り甲斐もですが、やはりまず一緒に働いている人がいいことですね。そして、世界中にJFCの支店があるのでいつかは他の大陸で働くことができればと思っています。」リーズナブルな価格で美味しい日本食品や新しい日本食を提案し、私たちに常に食の喜びを与えてくれるJFC。日本人の安らぎの場所のようなJFCの大きな倉庫から、今日も沢山の美味しい日本食品が小売店やレストランに配達されている。みなさまも、こんな魅力的なJFCの日本食品に出会いにお出かけ下さいませ! 留学したい、体験したい、資格を取りたい、この分野で仕事をしたいという方は、イーキューブ留学セクションまでお問い合わせ 下さい。 お問い合わせはこちら |