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Vol.79 自由時間 ニュージーランドで親子留学

 親子留学 / Parent-Child study abroad 山崎ヒロ子・史裕 Hiroko & Fumihiro Yamazaki さん
親子留学 / Parent-Child study abroad
趣味は最強のコミュニケーション・ツール。

ニュージーランドでもここ数年増えつつある「親子留学」。親子で勉強するも良し、子供は勉強・親は趣味に浸るも良し、その形態はさまざま。新しい環境に飛び込んで行く苦労は大人も子供も同じ。渡航を決意するまでの経緯や現地の生活に馴染んでいく秘訣、そしてこれから留学を考えている方へのアドバイスなどを、クライストチャーチで暮らす山崎さん親子に伺った。

ニュージーランドで親子留学【Profile】
日本の学校教育に違和感を覚え、ニュージーランド留学を決意。史裕君が小学校5年生だった2007年より、クライストチャーチに親子で滞在中。高校卒業まではニュージーランドを、その後の進路は史裕君本人の選択に任せたいとの事。母親ヒロ子さんのパッチワークは趣味の域を超えたプロ級。

閑静な住宅街にあるお宅を訪ねると、まず目に飛び込んでくるのはやさしい色合いが溶け合うヒロ子さんの作品。その作風そのままに、柔らかで温かい雰囲気に包まれたご自宅のリビングで、今回のインタビューは行われた。

偶然から始まった親子留学

ニュージーランドで親子留学

私たちの親子留学は、予期せぬ形で始まりました。そもそも日本で中学受験を考えていたのですが、この子のユニークな個性を伸ばして行くには、日本よりも海外の方が適しているのではないかと思って留学を決意しました。留学先にクライストチャーチを選んだのは、以前に来たことがあった主人の意見です。当初はオーストラリアを予定していたのですが、クライストチャーチののんびりとした環境が、子供の性格に一番合っているのではないかと言われたのがきっかけです。ところがニュージーランドでは13歳以下の子供が留学する場合、保護者がガーディアンとして滞在することが義務付けられていることを知り、急きょ母親の私が同行することになったのです。ですから私は、この国についての知識も準備もないままに来てしまったような感じなんですよ。

留学を決めてから出発するまでは、約1年間の準備期間をとりました。ただ、この期間も当初の予定通り、子供が留学することだけを考えていたので、親の準備は直前まで何もしていませんでした。学校探しなどは日本にあまり資料がないので、大使館から取り寄せてもらったりして探したのですが、やはり実際に現地に来ないと詳しい事情はなかなかわかりませんね。息子はその間も万が一のことを考えて中学受験の勉強をしていました。特に留学に向けて英語のレッスンなどを受けてはいません。そのためか、ニュージーランドに来ても最初はまったく英語がわからず、先生の言うことに「NO」としか言えなかったようです。

趣味が支えてくれたニュージーランド生活

ニュージーランドで親子留学

こちらに来てからの息子は、最初から学校をエンジョイしています。なにが楽しいのかと聞くと、「勉強しないから」(笑)。 モーニングティーなどでジュースを飲めたり、家からオヤツを持って来られるのもうれしいようです。そういう点は日本に比べてずいぶん自由ですよね。母親の目から見ても、日本の学校は集団生活から少しでも外れたことをすると、すぐに「変った子」という評価を下されがちですが、こちらの学校では「個性」として認めてもらえるところなど、だいぶ違っていると思います。息子は水泳をやっているのですが、いい成績を残すと先生方も他の生徒たちも「すばらしい!」とオーバーなくらいにほめてくれるのには驚きました。そんなこともあったからか、英語ができなくて学校に馴染めない、ということは最初からまったくありませんでした。

ニュージーランドで親子留学

一方私は、英語がわからないために買物に行くにもひと苦労で、最初の1ヶ月は泣いてばかりいました。そんな私を救ってくれたのは、趣味としてずっと続けてきたパッチワークです。クラブに入ったことで地元の友人もたくさんできましたし、日本ならではの手法を教えてあげたりするうちに、どんどん輪が広がり、今では教室を開くほどになりました。時々英語の先生にレッスンを受ける以外は、パッチワーク三昧の毎日を送っています。息子も水泳を通じて校内で一番になるなど、学校生活に溶け込んで行けましたから、2人とも趣味があって本当によかったと思います。言葉が分らなくても通じ合えるものがありますからね。海外で暮らすにあたって、趣味を持つことはとても有効なコミュニケーションの手段だと思います。

母のアイデア、ランチで友達GET!

ニュージーランドで親子留学

息子がうまく学校生活に馴染めるようになったのには、実は水泳の他にもうひとつヒミツがあるんですよ。それはランチ。友達を作るために、周りの子と分け合いながら食べられるようなランチを持たせました。日本食が苦手な子もいるので、誰でも食べられるよう、ツナや卵焼きなどを具にした手巻き寿司やロールサンドなど、箸を使わずに食べられるものが中心です。同級生たちは、「日本人はいったいどんなものを食べているのか?」と必ず見にくるでしょうから、こうしてランチを一緒に食べれば、きっと何かのきっかけになると思ったのです。英語もできずに新しい環境に入っていった息子を守る、私なりに考えた作戦なんです。結果は見事、大成功でした!
今では息子もすっかりこちらの学校が気に入り、「日本の学校はどうしてニュージーランドの学校のいいところを取り入れないんだろう」と言っています。「いいところ」とはつまり、モーニングティーのことなんですが(笑)。 週末やスクールホリデーに宿題が一切出ないなどというのも、子供にとってはうれしいことでしょうか。

不自由さを楽しむ心の余裕を

ニュージーランドで親子留学

ニュージーランドではゲームセンターやテレビゲームなど、誘惑が日本より少ないと思います。クライストチャーチでは特に、夜7時にもなれば誰も歩いていなかったりしますから、日本では考えられないでしょうね。息子は元々そのようなものとは無縁で、どちらかというと本を読んだりするほうが好きだったので、こちらの静かな生活はとても合っているようです。たしかに日本に比べると不自由なことはたくさんある国ですが、「これがない」「あれができない」とマイナスに受け止めるのではなく、むしろ楽しんでしまう心の余裕をもつようにしています。そうすれば、さらにこの国での生活をエンジョイできるのではないでしょうか。

ニュージーランドで親子留学

ただし、食事にはずいぶん苦労しています。最初はハンバーガーやサンドイッチを喜んでいた息子も、日が経つにつれてだんだん和食派になってきましたから、限られた食材で作るのはなかなか大変です。日本では見たこともない野菜もありますから、最初の頃は何をどう調理すればいいのかも分からずに困りました。ただ逆に言えば、店頭に並ぶ野菜などにも日本よりもずっと季節感がありますね。旬の素材を上手に利用して作ることがポイントだと思います。

トラブル回避のためにも、下調べは十分に

ニュージーランドで親子留学

これから留学を考えている方へは、エージェント選びを慎重になさることをおすすめします。私たちは日本で留学エージェントに手配をお願いしたのですが、パスポートの扱いや学校への支払い等でトラブルが続出し、正直言って失敗したと思っています。学校選びなどについても、どの学校がいいかどうかは、現地に来て専門知識を持った詳しい方に聞かないとなかなかわかりませんし、日本ではエージェント自身がニュージーランドについて知識のない場合もあるので、インターネットなどで下調べを十分にされたほうがいいと思います。観光ビザでいったん入国してから調べることもできるでしょうし、こちらに来てから現地のエージェントを探すこともできます。とにかくできるだけ自分でやったほうが、結局は納得のいく選択ができるのではないでしょうか。

そしてもう一つ、日本では「ニュージーランドは物価が安い」というイメージがありますが、予想していたよりも食費や家賃その他の物価が高かったのには意外でした。子供の学費についても、留学生の場合、公立校でも日本で私立に通わせるのとほぼ同じぐらいの費用が必要です。この点も十分な余裕を持って考えることが必要だと思います。

離れているからこそ大切にしたい夫婦の絆

ニュージーランドで親子留学

主人は2ヶ月に一度の割合でニュージーランドに来てくれています。これは最初に私が同行することを決めた時に約束したこと。特に旅行をするわけでもなく、ゆっくりと家族の時間を過ごしています。こちらからは日本の年末年始にあたる夏休みに帰国しています。息子が17歳になるまでは保護者として私が滞在する予定なので、あと4~5年はこんな生活が続くことになりそうですね。こうして離れて暮らしているので、夫婦のコミュニケーションはとても大切にしています。夫とは電話やメールで頻繁に連絡をとりあうようにしていますが、そのおかげで苦手だったインターネットもできるようになりました。離れているからこそ、こまめに語り合い、日頃から常に夫婦の意見を一致させておくことが大事だと考えています。

もうひとつ心がけているのは、きちんと言葉にして「ありがとう」を伝えること。とにかく日本でがんばってくれている主人あっての留学ですから、常に感謝の気持ちを忘れずにいようと思います。それから私の場合、「ずっとパッチワークを続けさせてくれてありがとう」ということも。この趣味がなかったらニュージーランドでの生活に耐えられなかったかもしれませんし、それをずっと続けさせてくれたのは主人のおかげですからね。本当に感謝しています。

見知らぬ環境の中で、趣味を通じて自分の場所を探し出してきた山崎さん親子。その背景にはパッチワーク作品のように、家族全員の愛情と思いやりが込められているようだ。

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