ワーキングホリデーでニュージーランドに来て6ヶ月。まずは英語ができるようになるためにEmbassy CES Aucklandに通った。「はじめは全然しゃべれなかった」というが、ほんの数ヵ月後には学校でみんなの人気者になった。「人生のテーマとして、ひとりでも多くの人を幸せにしたい」という晋士くん。ちょうど留学生活の折り返し地点にいる彼に、今までのようすやこれからのプランを聞いた。
【Profile】
船越晋士 ふなこししんじ Shinji Funakoshi
1987年11月19日生まれ、23歳。北海道、苫小牧出身。工業高校を出て千葉の鉄鋼工場にメインテナンス技師として就職。4年余り働く。2009年の暮れに留学を決意。2010年7月に1年間の予定でニュージーランドへ。Embassy CESで英語を6ヶ月間学ぶ。コース終了後は、ニュージーランドで仕事をして海外経験を深める計画。
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「来年からスタート」と思った。
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「ひとりでも多くの人を幸せにする」のが人生のテーマ |
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最初は全然英語がはなせなかったけど今は友達と話すのが楽しい。 |
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フットボールが好き。 |
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最先端タッチスクリーンのホワイトボードを駆使しての授業。 |
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韓国、フランス、コロンビア、ブラジル、クウェート、サウジアラビア、トルコ、など友達は多国籍。 |
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自分は高校を出てすぐ就職しました。自分のまわりではそうするのが普通でした。大学に進学する人はあまりいませんでしたし、考えたことはありませんでした。だから北海道から千葉の工業地帯に就職して楽しく生活していましたが、4年余りたった頃、自分の身の回りのことを何か変えたい、新しい何かをしたい、と思うようになりました。そんな時に、たまたま誰かが語学留学する、という話を聞きました。「それだ!」と思いました。2009年の12月のことです。「よし、来年からスタートするぞ」と決めてすぐに留学準備に取りかかりました。本当は、ロンドンに行きたかったんです。でも、イギリスは1年間のビザをとるのが難しいこと、金銭的にとても高いこと、など障害がたくさんありました。きれいなブリティッシュ イングリッシュを学びたい、という希望がありましたから、イギリス以外でそれができそうな国、NZを選んだのです。ニュージーランドはワーキングホリデーの制度があって、1年のビザをとるのも比較的簡単でした。Embassyを選んだのは、この学校を説明してくれたスタッフがとても良かったからです。日本人の割合が比較的少ないのも魅力でした。
全く想像できなかった世界へ飛び込んだ
初めてEmbassyのクラスルームに入った時は衝撃でした。日本では全く想像のできなかった世界でした。先生もクラスメートもそれぞれ顔の色も違えば目の色も違う、ただ単純にビックリしました。韓国には行った事がありましたけれど、いわゆる人種の違う外国に来たのは初めてだったんです。最初はエレメンタリーのクラスに入りました。全然英語がしゃべれませんでしたからたいへんでした。でも、いろんなアクティビティや、最新のコンピューターが中心の授業はとても楽しくて、いつの間にか相手の言っていることが分かるようになっていきました。その頃は、とにかく、人と英語で話すこと、日本人のクラスメートとも英語で話すように心がけていました。 ニュージーランドに来てはじめの3ヶ月は、学校が手配してくれたホームステイ。ホストマザーは70歳のおばあさんゼナZenaでしたが、彼女はがとても話し好きで、いつも話しかけてくれました。それがとても良かったです。彼女はイギリス出身でしたから英語がきれいで聞き取りやすく、その上、自分のヘタな英語もいつも興味を持って根気良く聞いてくれました。いろんなことをゆっくり話すことができました。いい経験をしたと思います。
留学半年の折り返し地点。
自分は1年のワーホリビザでNZに来ましたから、6ヶ月たった今がちょうど留学生活の折り返し地点。ここでとりあえず、英語学校は終了して、今度はオークランドで実社会経験をしようと思います。3ヶ月ほど、昼間と夜間の2つの仕事に就いて働きます。できれば現地の会社で働きたいところですが、それには英語のレベルがまだ全然足りないですから、ジャパレスなどの日本系になると思います。でもなるべく日本人といる時間を少なくしようと思います。近々フラットを引っ越す予定ですが、新しいフラットの4人のフラットメートにはひとりも日本人がいませんから、家でたくさんしゃべるようにすれば英語のレベルアップになると思います。もっともっとちゃんとしゃべれるようになりたいです。3ヶ月働いたら、その後はひとりで南島を旅行して、1ヶ月ほどはファームでフルーツピッキングも体験したいです。そこまでが当面の計画。その後は再び学校に行くか、もっと一人旅を続けるか、のどちらかでしょうけれどそれはまだ考えていません。
世界中に友達を作りたい
今の自分の人生のテーマは、「ひとりでも多くの人を幸せにする」です。ボランティアで、困っている人を助けてあげたいです。悩んでいる人には助言してあげたいです。悲しい気持ちはやわらげてあげたいです。そしてそれができるようになるには、経験が必要です。日本に引きこもっていてはいけない、海外に出ていろんな人と交わっていろんなことを体験して自分を成長させる。それがこの留学の目的なんです。この間、メキシコ、ブラジル、日本の合同チームを作ってサウジアラビアのチームとサッカーの試合をして遊んだときに、ひとつおもしろいことことに気がつきました。文化の違いなんでしょうけれど、こっちの人って人をよくほめますよね。自分は大したことないのにチームメートが「シンジ、お前は上手いな!スゲーな」と言ってくれた。人にほめられる、ってとても気持ちのいいことでしょう? そしてほめられると自然にもっといいプレーをしようと張り切ります。だからもっといい結果を生みます。日本では親しい者同士が相手をほめたり、ほめられたりということはなかったです。相手のマイナスよりもプラスの方を見る。良いことはそれをちゃんとほめてあげる。そんな小さなことが人を幸せな気持ちにするのはすごいです。自分も人のいいところを見出してほめることを実行しようと思います。
図書館で。コロンビア人のエドナ、ハイル、ブラジル人のフォアンと。
この記事を読んでEmbassy CES Aucklandに興味がある方、ニュージーランドへの留学をお考えの方は下記のお問い合わせよりイーキューブのキャリアアップ留学センター「イースクエア」までご連絡ください。
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