大学の勉強は大変。今学期を乗り切ることがさしあたっての目標です。保坂賢吾 Kengo Hosaka オークランド大学 Business School , Bachelor of Commerce 学生
2012年8月19日~21日、New Zealand Culinary Fare (カリナリーフェア)の全国大会がオークランドにて行われた。ホスピタリティ・飲食業界のプロとアマが集うこの大会。NZの専門コースで学ぶ生徒にとっては大きな登龍門となる。3日に渡って繰り広げられた華麗な大会を取材した。
年に一度開かれるホスピタリティ業界の全国大会New Zealand Culinary Fare。今年で20周年をむかえるこの大会は、シェフ、ウェイター、バリスタ、バーテンダー、そしてホスピタリティコースやクッカリーコースで学ぶ学生にとっては自分の腕を競い合う晴れ舞台だ。大会は大きくわけて7つの部門で構成され、その中に前菜、お菓子、バリスタ、カクテルといった60を超える競技が設定されている。参加者は数ヶ月に渡るトレーニングと入念な準備を重ね、大会当日を迎える。厳しいジャッジのもと、競技者のパフォーマンスは採点され、点数によってゴールド、シルバー、ブロンズの3段階のメダルが授与される。学生にとってはこの大会で優秀な成績を手にすることはその後、現地での就職活動を有利にすることを意味する。足を運んだ大会会場では、自分の競技開始を待つ緊張な面持ちの参加者や、競技中の参加者の気迫で、興奮と熱気に溢れていた。
多彩な部門設定
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現在はHippo Homestayに紹介してもらった家にホームステイ中 |
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毎年、年末に日本に帰っている
両親も一度遊びに来て、NZが気に入った |
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とんこつラーメンが恋しい! |
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ヨーロッパなど海外旅行もよく家族で行ったけど、九州のおじいちゃんの家が一番好き。 |
会場となったASB Showgroundsに入ると、まず色とりどりのタルト、ケーキが目に飛び込んで来た。これはStatic Classという部門に参加した競技者の作品。Static Classは会場内で当日競技をするのではなく、規定にそって事前に作り上げた作品を会場に展示しジャッジが採点するという部門だ。他に設定されている部門は、Live Kitchen、Front of House (Restaurant Service)、Front of House Cocktail。
Live Kitchenは会場内に設置された特設のキッチンでシェフ達が技を競い合う部門で、競技内容はサーモン、パスタ、フィッシュ、スープなど多岐にわたる。時間内にレベルの高い料理を仕上げる緊張感と熱気を感じる部門だ。
Front of House (Restaurant Service)はウェイターやバリスタが参加する部門で、テーブルセッティングやカフェサービスなど普段は私達が何気なく受けているサービスの技術の高さを見ることができる。
Front of House Cocktail は、大きくクラシックとオリジナルに分かれ、クラシックでは指定されたカクテルメニューの中から2つを選択し15分以内に作り終えなければいけない。オリジナルでは自分が考えたカクテルを作る。色とりどりのカクテルもさることながら、バーテンダーとしてのパフォーマンスも魅せる部門だ。
その他に、高校生が参加するSecondary Schools Culinary & Front of House、最優秀シェフや最優秀トレーニング機関を決める2012 of the Year Classes、キッチンとフロントスタッフがチームになって前菜からデザートまでの競技場でサーブするTeam Eventsの部門がある。
1点に笑い、1点に泣く。厳しい審査基準。
会場で競い合う部門は、料理をしている間、カクテルを作っている間だけが審査対象ではない。準備から片付けまで全てが審査対象として厳しくジャッジされている。また衛生基準も重要な対象となる。各競技には、Food Safety(食品衛生)を専門に判定する審査員がいる。この審査員の持ち点は5点。例えばFood Safetyの点数が3点で競技点数が91点だった場合、Food Safetyは満点に2点足りない。この2点が競技点数からマイナスされ、総合得点は89点となる。総合得点は100点満点で、90点以上でGold Medal、80-89点がSilver Medal、70-79点がBronze Medal、それ以下だとメダルなしとなる。1点が結果をわける。そのためGold Medalなし、となる競技も実は少なくない。厳格な審査基準のもとで1点に泣き、1点に笑う。だからこそ、メダルは受賞者の胸に光輝き、彼らの今後の将来の自身につながるのだろう。

常に審査員から見られているプレッシャーに勝たなければならない。


カクテルの競技では、競技者のパフォーマンスを見るのも楽しみの一つ。
Static部門の競技者は提出の締切り時間までに納得のいく作品を仕上げられるよう、
夜徹して作業にあたる人もいるという。


マーガリン彫刻。3日かけて、精巧な彫刻を作っていく。競技にはトレーニング(学生のみ)と
オープン(プロと学生の混合)がある。出場競技によってはプロと競い合うことも。
ライブキッチンは時間との戦い。
この記事を読んでNSIA, NZMA, Whitereiaに興味があるという方は下記のお問い合わせよりイーキューブのキャリアアップ・センター「イースクエア」までご連絡ください。

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