オークランドシティ内にプライベートサロンのオープンを3月に控えている日本人リフレクソロジスト、絢也子さんにこれまでの経緯を聞く。自分らしく、自分のペースで人生を送りたいという彼女が話す理想のリフレクソロジストとは。
【Profile】
下山絢也子
宮城県出身。 宮城学院女子大学 学芸学部 人間文化学科卒業。日本で様々な職を経て、2008年ニュージーランドへ渡航。ニュージーランドでは、Caféアシスタント、日本食レストランマネージャー、語学学校の日本人カウンセラーとして勤務。この間International
Institute of Reflexology Auckland Branchに通い、2011年にInternational
Institute of Reflexology Diploma を取得。2013年Reflexology New
Zealandのプロフェッショナルメンバーとなる。2012年11月にはInternational Association of Infant
Massage Instructorの資格を取得。今年3月にプライベートサロンオープン予定。趣味は、旦那さんとのカフェ巡りとジョギング
AyakoさんのReflexologyセッションご希望の方はコチラへお問い合わせください。
Ayako Shimoyama
Healthy Touch
Web:healthytouch.co.nz
Email:
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家族、友人、クライアントに恵まれていると話す絇也子さん |
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自分らしいサロン展開に向けて |
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一人一人に心のこもったケアを |
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休みの日には旦那さんとの時間を楽しむ |
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親しみやすく、フレンドリーなリフレクソロジスト |
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リフレクソロジーに辿りつくまで
大学卒業後に老舗百貨店三越に入社、2004年より当時J2の地元プロサッカーチームのチアリーダートップメンバーとして活躍、鹿島建設仙台支店の受付や留学エージェントで仕事をしました。中学生の頃から、将来は、海外で生活をしたいっていう強い憧れはあったのですが、実際どこの国でなんのための留学がしたいのか、目的がはっきりしてなかったので、日本で仕事をしながら、短期留学を通して留学先の国々の下見もしていました。
そして、30歳を迎えるにつれ、そろそろ生涯を見据えた職を手にしたい、と思うようになりました。数年前に大好きだった祖父が他界した時からずっと引きずっていた、何もしてあげれなかったという後悔、もし病状を緩和できる自然治療法を祖父にしてあげられたらも少しでも助けになったかもしれない、という思のがきっかけで、”人の健康に役立つ仕事がしたい、レフレクソロジストに絶対になりたい”って思ったんです。リフレクソロジーは欧米・欧州で生まれた自然治療法のため、本場の海外で学びたいと思い留学を決意しました。
ハードだったニュージーランド生活
ニュージーランドを選んだ理由としては、今後の人生を自分のペースでのびのびと暮らしたいっていう理由が大きかったですね。2008年にワーキングホリデービザで入国し、リフレクソロジーの学校を探したんですけど、オークランドには1校だけなんです。International
Institute of Reflexology Auckland BranchのReflexology
Diplomaコースに通いました。私のほかに3人のKiwiの生徒だけ、いつも親身な先生と年の離れた仲間は、私にとっては家族のような存在でした。コースは月1回の週末のみだったのですが、覚えなきゃいけないこと、英語でのAnatomy
Physiologyの勉強と、とにかく量が半端なく大量にあった中、日本食レストランでの仕事と両立するのが大変で、すごく忙しく、タフな2年間でした。毎月テストがありましたし、ケーススタディでは、患者さんを通してリフレクソロジーがどういう効果があるかというのも学びました。100人以上の足を施術する課題も必死に取り組みました。そして、2011年5月に無事合格し、Reflexologyの元祖であるINGHAM
METHOD International Institute of Reflexology
のDiplomaを取得しました。正直、「苦しかった」というのが感想ですが、リフレクソロジーって奥が深く、勉強すればするほどハマっていくんです。当たり前ですが、一人一人、足の形って違うし、足を見れば、その人の健康状態、心の状態がわかるんですよ。第ニの心臓って言われてますが、本当にその通りだと思いますね。
日本では、リフレクソロジーっていうと、足のマッサージっていうイメージが強いかもしれないですが、本来は、医療に近いものなんです。心と身体のリリーフだったり、ストレスやテンションをなくしたり身体の内から健康にしていくんですよね。リフレクソロジーをすることによって、健康のメンテナンス、また病気の回復、予防もできるんです。血行の流れを良くして、老廃物を外に出すので、自然治癒力もアップするんです。病気になると病院に行くのは当たり前なことですが、これからは、病気予防や回復、健康促進のためにリフレクソロジーに通う方が増えればいいなと思いますね。
プロフェッショナルなNatural Therapistを目指し、サロンOPENに向けて
資格が取れた後は、1年程モバイルで活動していました。レギュラーの患者さんに、口コミで知り合いの方に広めて頂き、その方たちがレギュラーになり、また知り合いの方に広めて頂き、すごくいいサイクルに恵まれたんです。そして何人かの患者さんに、サロンを開いてみては?と言われて、なんだか背中を押してくれたように思い、サロンを開こうっていう決心をしました。周りの人にとても恵まれていた、というのも今回、サロンを開くことができた大きな理由の一つだと思っています。3月にCity内でオープン予定なのですが、大変だと全く感じなく、楽しみでしようがないっていう気持ちのほうがはるかに大きいですね。
理想のサロン
大きな目標としては、ファミリーセラピストになることです。ニュージーランドには、担当のGPがいるように、担当のリフレクソロジストがいる、というのが理想ですね。また、マタニティReflexologyや産後ケアも行っており、もっと赤ちゃんやお母さんのために役に立ちたいという気持ちから、昨年11月にInternational
Association of Infant
Massageの正式な“ベビーマッサージインストラクター”の資格取得に挑戦し無事合格しました。子供は親の愛をたっぷりと受け、愛されていることを実感することで、情緒的にも肉体的にも健やかに成長すると言われています。母と子の絆を深め、赤ちゃんの心を体の健全な成長を促す素晴らしい方法なんです。ベビーマッサージクラスも同時に開いていく予定です。
今後も、課題は沢山ありますが、赤ちゃんから、お年寄りの方まで、一人一人心を込めてケアできるサロンにすること、そして、ファミリーで私のサロンに通ってもえらるようになるのが理想ですね。常に感謝の気持ちを持ち、これからも多くの人の健康と幸せのために頑張っていきたいと思っています。
—レフレクソロジーとはー
足や手にある全身に反射するつぼを刺激して、本来持つ体の自然治癒力を戻し、ベストな健康バランスを整える。リンパ・血液の流れや新陳代謝が良くなり、老廃物も出すクリーニング効果がある。特に心と体のストレスの最大限に緩和し、体の内側から気持ちの良い感覚を味わえリラックス効果抜群。日本では“リラクゼーション”の代名詞となっているが、欧州や欧米では、疲労回復・健康増進・病気予防だけでなく、病気の回復を助ける自然治療として重要な役割を担う。
この記事を読んでAyakoさんのようにリフレクソロジーを学びたい方、リフレクソロジー留学をしてみたい方、興味のある方は、下記のお問い合わせよりイーキューブのキャリアアップ留学センター「イースクエア」までご連絡ください。
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