Vol.83 Career up in NZ ニュージーランド留学を経てエステティシャンに |
高校生活に疑問を抱き、数カ月で中退した矢野瑞希さん。「自分の本当にやりたいことは何か」をアルバイトや海外旅行を通して探し求め、ニュージーランドでBeauty Therapistの仕事にたどり着いたという。エステティック業界で、グローバルに職場と経験を求めつつ、確実にキャリアアップをしていくという瑞希さんに、これまでの道のりと、今後の夢と予定について語っていただいた。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ニュージーランドとの出会い 高校中退後、エステティックサロンでアルバイトをしていました。お金が貯まると、日本での忙しい生活を離れて自由なりたいと思い、初海外旅行としてサンフランシスコに行きました。2002年にはニュージーランドで9ヶ月の語学留学をしました。英語力にはまだ自信がありませんでしたが、翌年ワーキングホリデーを1年間経験し、バリスタ、フローリスト、お土産屋さんなど一度やってみたかったことを、旅行を含めて全てやり尽くしました。英語を少しでも話せる環境を作ろうと、フラットは、キウィかイギリス人と共有していました。 Beauty Therapistの夢の実現へ一念発起 ワーキングホリデー後、本格的にエステティックの勉強をしようと思いました。日本の学歴がないことも発奮材料になりました。2004年cut above academyに新設されたばかりのBeauty Therapistコースをとることにしました。入学条件のIELTSのレベルは、5.5~6.0が目安で、まずテストのため英語の勉強に真剣に取り組みました。 イギリス人の友達が、Beauty Therapyの基本の本をプレゼントしてくれ、発音矯正もしてくれたり、質問に答えてくれたり、友達の協力もあり、無事入学条件をクリアすることができました。cut above academyは午前8時半から午後5時までのフルタイムです。1クラス10人前後の2クラスあり、私が唯一の日本人で、他のクラスメートは皆ニュージーランド人でした。 授業内容は、医学・美容の半々で、専門的な医学的、技術的用語がたくさんのテキストを使いました。授業は、とても難しくて始めの頃はチンプンカンプンでした。それでも、クラスメートや先生は、「瑞希は今のところ分かった?」と皆が確認してくれて、とても親切にサポートをしてくれました。授業後は、図書館とインターネットで専門用語を調べたり、復習したりするのに3、4時間をかけていました。週末は、ネイルビューティーサロンでアシスタントとして働き、毎日が英語漬け、仕事漬けのとても充実した生活でした。このコースの受講後、アジア系のエステティックサロンで仕事先が見つかり、ワークビザを取ることができました。 East Day Spaでの仕事と将来の夢 2007年にSky Cityにある憧れのEast Day Spaでの仕事が決まりました。ここはオークランドでは1、2位といわれるくらい大きいサロンで、セラピストは他の国の有名なスパで働いていた人ばかり。スタッフ募集の広告を出せば4日間で200通の応募があったほど。一度はここで働いてみたいと憧れを持っているセラピストはたくさんいるんです。 インタビューでは実技試験とオーナーと面接で、仕事に対する私の気持ちなどを聞かれました。私の技術はそんなに他のセラピストとは大差はないかもしれませんが、ホテル内ということもあり日本語を話せることと、East Day Spaで更に技術をのばし、もっと新しいことを学びたいという気持ちが、採用された理由だと思います。 East Day Spaは雰囲気とサービス内容が他のエステと違います。装飾品はすべてバリ島からのものですし、マッサージやフェイシャルのサービスの種類が他に比べて本当にたくさんあるので、お客様の希望に細かく添えられ、友達同士、カップル、もしくは親子で来ても一緒に楽しめるのが他と違う魅力の一つだと思います。お客さんは、男性女性半々の割合で、ビジネス街からも、スポーツ選手、ハリウッド俳優などVIPの方もいらっしゃいます。ボディマッサージ、フェイシャルトリートメントなどのサービスは勿論、接客のクオリティにおいて、高いプロ意識を持って臨んでいます。 来年からイギリスのSteinerという会社のクルーザーのSpaで働くことになりました。今後も世界中のSpaで働いて経験を積み、いつかはトレーナーとして教えることもしてみたいと思っています。 ★★★ 私のとっておき ★★★ お客さまとのコミュニケーションツール ![]() Beauty Therapistのバイブル ![]() お気に入りのプロダクト ![]() 美容留学・ビューティーセラピストになるための留学をしたい、体験したい、資格を取りたい、この分野で仕事をしたいという方はイーキューブ留学セクション、イースクエアまでお問い合わせ下さい。 関連記事 これが私の生きる道 |