Vol.85 自由時間 ニュージーランド永住権を目指し、自動車整備士留学 |
溶射業界大手の会社トーカロ株式会社で14年間、技術担当として勤務していた山本崇普さん。会社で重要なプロジェクトをこなしても達成感を感じることが出来なくなっていった。自分の将来を見つめなおしたいと、2007年クイーンズアカデミー語学学校へ語学留学、現在は、API Educationでナショナルサティフィケートレベル4にあたる自動車整備士の勉強をしながら永住権取得を目指している。
実力は我慢の上になりたつ
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一度決めた以上、投げ出したりしない。
大学院を卒業後、溶射業界大手のトーカロ株式会社に入社しました。将来的に安泰と思える仕事でしたし好きな仕事でしたから、一生勤めていこうと決めて入社したんです。しかし自分の立場が上になればなるほど、会社の方向性と自分の将来像にズレを感じ出し、徐々に達成感を持てなくなっていったんです。 そんな頃、出張で海外へ行ったのですが、現地の技術者と思うように会話が出来ず悔しい思いをしました。英語がもっと話せたらいいのにと。そこで語学学校へ通う事にしたのですが、始めてみると英語が面白くて、外国で暮らせばもっと英語が話せるようになるのではと、海外で暮らすことを考え始めました。この時、仕事に脱力感を感じていましたから。しかし年齢的に仕事をやめ数年留学をして帰国、再就職という事は現実的に厳しいですからね、悩みました。この時父親から「実力は我慢の上に成り立つ。途中で何かを辞めるという事は投げ出す事ではないのか?」と言われましてね。これを聞いた時、父親は反対しているのではなく、行くなら日本へ帰らないつもりで行けと言っているんだと思いました。そんな時に、取引先の会社の人に「ニュージーランドの人は、日本人と国民性、道徳観が似ているから住み易いかもしれないな」と言われたんですよね、その言葉をきっかけにニュージーランドについて調べ始めたのですが、調べれば調べるほど、きれいな国だな、住んでみたいなと思いニュージーランドへ移住する事を決めました。その後、約2年間にわたり貯金をしたり渡航の準備をしました。 グリースモンキーになりたい ![]()
自動車整備士は永住権のSkill Shortage List
に入っている。
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グリースモンキーになりたい。
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授業にも熱が入る。
楽しくなければ続けられない ![]()
実技の教室には本物のガレージ設備が整っている。
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車の構造を理解するとこの仕事のおもしろさが倍増する。
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たくさんのグリースモンキーたち。
この記事を読んで、自動車整備士になるための留学をしたい、体験したい、資格を取りたい、この分野で仕事をしたいと言う方はイーキューブ留学セクション、イースクエアまでお問い合わせ下さい。 |