Vol.89 Career up in NZ ニュージーランドでウェディングプランナーに |
オークランドで義母が経営するウェディング会社AmicaleNZを手伝っているうちに、結婚式までの企画の過程に興味を持つ。その後、義母に付きっきりで実践を学ぶ。ウェディングプランナーを目指す多くの人はまず学校等で学ぶが、ラッキーなことに厳しい実践からプロとしてのスキルを学べたと言う。今ではプロのウェディングプランナーとして、日本からの問い合わせに対して、お客様とメールや電話で打ち合わせをしながら、会社のモットーである『100%オリジナルウェディング』を実践中。結婚式の当日は教会の祭壇脇で新郎新婦様に付き添う役も任せられている。
毎回すべてが違うオリジナルの結婚式 ![]() ![]()
ニュージーランドの日差しは最強でカラーが飛んでしまうため、外でのメイクアップはサングラスで対策。
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日本のトレンドとニュージーランド・ウェディングのワイルド感をミックス。ちょっぴり大胆さをプラスしたへア&メイクを提案
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数あるウェディングドレスの中から選んで、ドレスのコーディネートが可能
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オフィスでのお客様とのプランニングはこんな感じで行われる
プランナーとして活動できるようになり心にも余裕ができた頃、ウェディングプランナーとヘアメイクを同時に兼ねられたらという想いから、プランナーの仕事の傍ら、日本で勉強したことを生かし、ブライダルヘアメイクも学べるSRA(Samara Robinson Academy)でヘア&メイクアップアーティストとしての資格を取得しました。 チームワーク AmicaleNZのウェディングは、チームワークが命です。一つのウェディングに対してチームがひとつになって動きます。一人でも欠けてしまうと“100%オリジナルウェディング”が成り立ちません。私のチームメイトには、日本でもアナウンサー、ウェディングプランナーとして活躍をしていたので、知識や経験を生かしお客様のどんな要望に対しても承ることができる、私の恩師で義母のChiaki、日本でのデザイナーブティック経営者として培ったファッションセンス生かしコーディネートを担当、持ち前のホスピタリティ気質は右に出る人もいないほどのMachiko、そして、年齢が一番下ですが、日本はじめ、世界のファッションやデザインの流行や動向を把握することによって、お客様に合ったウェディングのデコレーション、ウエルカムボードからドレス、ブーケ、ヘアメイクまで担当する私です。個々の分野でプロフェッショナルとしてチームワークを組む事がとても重要で、お互いの感性を理解し合い、何があっても『あ、うん』の呼吸で、問題点があってもカバーどころか、逆に上手く活かします。そして、もうひとり、写真家Masaya。私達とお客様とで創り上げた『ウェディング』を私たちの感性にあったニュージーランドで活躍している写真家によってお客様の最も大切な瞬間を撮影し、永遠の記録としてお客様にお納めしています。 花嫁塾 今年からウェディングサロンを新しくBrowns Bayにオープンし、ウェディングドレスやティアラ等小物関係を全て、神田うのブランドなどハイクオリティトップブランドのみ日本から仕入れ、さらに日本人による日本人のためのウェディング会社となりました。また、ニュージーランド在住の方々向けにスタートした『花嫁塾』(最終ページのEwordsをご参照ください)では、私はファッションヘアメイクのコースの講師として担当。大忙な日々ですが、まだまだやりたいこともたくさんあります。今後は、エステやネイルの美容系をスキルアップし、本格的にドレス製作のため服飾関係も学び、将来は自分のブランドを持ち、もっとオールマイティに女性の『美』を追求していきたいと思います。
この記事を読んで、ウェディングやヘアメイク関連で留学をしてみたい方、この分野に興味のある方はイーキューブの情報センター「イースクエア」までお問い合わせ下さい。 関連記事 憧れの地・オークランドでウエディング。 |