国際人になるためにまず英語を身につける
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クラスメートとの楽しい会話は必ず英語。コースが始まって2-3週うちにみんな自然とそうなった。 |
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日本人アドバイザーの万紀子さん。いつもしっかりとサポートしてくれる。 |
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コンピュータールームでインターネットを使用しながら英語の勉強。休み時間や、放課後など、自由に活用できる。 |
中学生の頃から、留学することを決めていました。父と、既に社会人になっていた兄との2人から、「これからは日本にとどまっているようじゃダメ。英語を使いこなせるようになって、世界で活躍する国際人になりなさい。」と、繰り返し言われていましたから、僕もすっかりその気になっていたのです。本当は中学を卒業したらすぐにでも留学したかったのですが、その時は母に反対され、それならまあ高校ぐらい出ておこう、と思い直して普通に高校に進学しました。
高校のときは、英語があまり好きではありませんでした。受験校でしたから、英語の授業というと、文法や、難しい文章読解のような、紙の上での詰め込み勉強ばかりで、ちっともおもしろくなかったからです。英語は生きたコミュニケーションの媒体であるはずなのに、全くそれがそれが感じられなかったです。
高校のクラスメート達が一流大学を目指して受験勉強をしている中で、僕一人だけ浮いていましたね。進路指導の先生にも「お前、何バカなことを言ってるんだ!」と、留学という選択肢を認めてもらえません。それで一応、いくつかの大学を受験して、いくつか合格もしましたが、やはり「留学したい」という気持ちの方が強くて、結局、大学には入学しませんでした。そのかわりに、留学資金作りと、社会勉強を兼ねる目的で、スーパーと居酒屋のバイトを始めました。
そして9ヵ月後、NZへ渡航。
僕はずっと前から、ヨーロッパを旅行をしたいと思っているので、本当はイギリスへ留学したかったのです。でも兄の友人がNZに住んでいて、「NZはとても良いよ」と勧められました。父や母としても、誰か知っている人がいる土地の方が安心なんですよね。
「NZでまずしっかり英語を勉強して、英語ができるようになってから、イギリスへ行ったほうが、もっとヨーロッパを楽しめるんじゃないのか。」という意見で説得されて、それに僕も同意しました。
ステップアップのGEOSチャレンジへ
GEOSに入った当初は、一般英語コース、プレ・インターミディエートのクラスでした。最初のうちは、何もかもが英語で行われていくので面食らってしまい、何が何だか分からなかったです。それでも、ブラジル人、チリ人、などラテン系のクラスメートのおかげで、教室がいつも明るく楽しい雰囲気だったのと、先生がとても親切だったので、どんどん慣れていきました。文法などは、既に知っていることばかりだ、というのに気づき、1ヶ月ぐらいで先生の言っていることもよく理解できるようになりました。
NZに来たばっかりのときには映画を観に行っても、全然分からなかったのが、ある日、いつの間にか内容が把握できるようになっていることに気がついてビックリ。嬉しかったです。逆に、久しぶりに日本語を使ったら、言葉を探しながら話さなきゃならなかったりして、不思議でした、自分でも。
NZに来てから約2ヶ月、自分でも少しレベルが上がったかな、と自覚した頃、現在受講しているコース、GEOSチャレンジのクラスに入りました。一般英語のクラスよりも授業内容が多岐にわたっていて、実践英語を早く身につけたい僕にはピッタリだからです。文法、リーディング、スピーキングなどはもちろんのこと、英語での知識、世界の文化、社会を学べます。時事問題がディスカッションのテーマになったり、本当に英語の国で生きた英語を学んでいるんだな、という実感があります。クラスメートたちは、IELTSやケンブリッジ検定を目指していたりと、英語の上達に真剣な人ばかりですし、宿題も多くて勉強はたいへんですが、それだけに充実しています。僕自身も、このコースでしっかりとレベルを上げて、8月からのケンブリッジ検定、FCEコースのクラスに入るのが当面の目標です。
英語をマスターしたら世界旅行をして自分の道を探したい
英語ができたら、世界中、どこでも行けますよね。ヨーロッパをはじめ、とにかく旅がしたいです。そして、いろいろなところでいろいろなことを体験して視野を広げ、自分が将来どんなことをしたら良いのか、本当にやりたいこと、を見出したいと思います。その後は日本の大学で勉強するなり、海外の大学へ行くなりして、見出した将来の目標に向かって進んで行こうと思います。

Q&A |
Q1.
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NZ滞在期間?
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今年の1月に来て、12月まで。つまり1年間の予定。
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Q2.
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初めの2ヶ月はホームステイ、KIWIのご主人と日本人の奥さんの家庭。とても楽しかったですが学校まで1時間近くかかったので、現在は韓国人の友人2人と、3人で学校に近いフラットをシェア。
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Q3.
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どんな住まい?
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どこでも、だれにでも話しかける。そのためにフレンドリーな雰囲気が身についたのか、今では街で「おまえ、体大きいけどラグビーに興味があるの?」と見知らぬ人から声をかけられるようにもなった。 |
Q4.
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テレビを見るようにしています。特にニュースは、先生にもよく見るように、と言われます。
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Q5.
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サーフィン。ホストファミリーがよく連れて行ってくれました。日本では全くやったこともないし、ちゃんと習ったわけでもないですが、自己流で乗れるようになりました。自分のボードも買って、週末に友達とレンタカーを借りてピーハビーチなどに出かけます。おもしろいです。これからの季節、スノボーもやりたいと思っているのですけれど |
Q6.
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食料をなるべく安いチャイーニーズ ショップなどで調達。あまり外食をしないこと。
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Q7.
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一緒にフラットをシェアしているコリアンのひとりが、韓国でシェフだった人なので、毎日その人が美味しい韓国料理を作ってくれます。カイゴクス という、うどんみたいな料理が僕のお気に入り。あと、ビビンバなんかもよく食べますね。
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