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Vol.110 Career up in NZ2 -オークランドで伝統陶芸を-

陶工房 山田主宰・山田憲樹さん

山田憲樹 / Kenju Yamada
陶工房 山田主宰

陶芸の教室は作品を作りを通して人の輪が広がっていく場です。

オークランドで日本の伝統的な陶芸を教えている山田憲樹先生は趣味の魚釣りと料理を活かせる器を自ら作るために日本でやっていた陶芸をニュージーランドでも始めた。それが日本人の間の口コミで広がり陶芸教室となった。現在ではニュージーランド人やアジア人も通い、多くの人が作品作りを楽しんでいるという。

陶工房 山田主宰・山田憲樹さん【Profile】
山田憲樹
子どもの留学を機にニュージーランドへ来る。半年くらい住んでみようかという軽い気持ちが、友人に勧められて永住権を取得。日本で趣味であった陶芸をニュージーランドでも続け、現在は週3クラスの教室となる。Glendowieにある憲樹さんが主宰する「陶工房山田」の問い合わせ先は このメールアドレスはスパムボットから保護されています。観覧するにはJavaScriptを有効にして下さい


  陶工房 山田主宰・山田憲樹さん
  工房には日本の陶芸を見学するため、ニュージーランド人の陶芸家もよく訪れるという
   
  フレンチ・ジャパニーズレストランMORITA・料理長 森田勝さん
  これからは教室にもっとニュージーランドの人にも来てもらいたいという
   
  陶工房 山田主宰・山田憲樹さん
  大きな皿は鯛の活造り用に作った作品
   
  陶工房 山田主宰・山田憲樹さん
  茶道を教えていた奥さんのために作った器も多いという。


突然決めた永住権取得

ニュージーランドに来たのは1998年です。子どもたちがこの国に留学していたこともあって、半年くらいこっちに住んでみようか、という軽い気持ちで来たのがキッカケでした。当時はノースショアのミルフォードに住んでいたのですが、日本とニュージーランドを行ったり来たりしているのを見た友人が、永住権を取ったほうがいいというアドバイスをくれ、申請を始めました。そこで最初に取りかかったのはIELTSのテスト対策でした。当時、せっかくニュージーランドにいるのだから、英語をスラスラ話せるようにしようと、近くのコミュニティーカレッジに習いに行っていました。インターミディエイトの一番上のクラスを修了した後、もう少し勉強したいなと思い、学校行くことを続けていて、その上のクラスがIELTSの対策クラスだったのです。そのため、学校の勉強でテスト対策がある程度できていたのです。実際のテストは申請に合わせて、急きょ受けることになりました。あまりにも急だったのでオークランドでの枠がいっぱいになっていて、どうしようかと思ったところ「明後日ならハミルトンで受けられるよ」と聞いて、すぐに車を走らせました。そんなバタバタしたテストだったのですが、無事、パスすることができたのです。

教室のスタート
その頃、陶芸は今のように、はっきりとした教室というよりは好きな人が口コミで集まっていたという感じで、週に1回のゆっくりとしたペースでした。そして、ちょうど同じ頃、陶芸とはまったく異なるビジネスの話がきたのです。最初は空港の免税店で日本人のスタッフを探しているという話でした。妻がコミュニティーカレッジの同級生から誘われてお手伝いを始めたのですが、そこの経営者の自分の国の経済が悪くなり「ビジネスを売って、帰国したい」と言いだしたのです。そこで、私のところに「お店を買わないか?」という話が来たのです。紆余曲折はあったものの、私がそのお店を引き継ぐことになり、そこから3年間は免税店の仕事を続けました。日本の旅行会社とも取引をスタートさせ、真剣に取り組みました。しかし、仕事をするという目的で来たわけではありませんでしたので、順調に回っている途中でしたが、別の人に譲り、再び、陶芸教室に戻りました。私が陶芸を始めたのは日本にいた時で、かれこれ20年以上になります。妻が茶道をしていて、その道具を自分たちで作り始めたのがきっかけで、その時に高取焼の窯元に5年通って勉強しました。 ニュージーランドに来たときに、日本の器がないなー、と思い、それならば作ってしまおう、と思ったのです。窯も売っていますし、土もあります。あとは釉薬(うわぐすり)だけですが、それはこちらにあるものや日本から取り寄せれば可能だと考えました。この国でも最初はまったく夫婦の趣味として始めたのですが、周りの人から、「教室を開いてください」という要望があり、スタートしたのです。

感覚の違い
現在は月曜日の午後、火曜日の午前と午後の3クラスを行っています。教室では日本的な釉薬の色をつけていますので、日本人の生徒さんたちは自分たちで使う和食器が欲しいという人が多いようです。中には日本食のレストランのシェフの人たちもいて、お店で使う器を作っています。もちろん生徒は日本人だけではありません。ニュージーランド人もいますし、韓国や台湾の人もいます。年齢も様々で、日本に行ったことがある人が多いようです。そういった人たちは、日本の伝統やクラフトに触れてみたい、といった日本の文化へのあこがれみたいなものを持っていて、その一つとして陶芸をしています。そうした生徒さんたちと触れあっていますと、感覚の違いを感じることがよくあり、それは作品のできあがりのときに、わかりやすい形で現れます。日本の陶芸で人間が関わることができる部分は、形を作ったり、釉薬を塗ったりする10%しかありません。窯に入れて、そして釉薬が溶け出して、それぞれが違った形、色になる、つまり自然が作り出す作品なのです。ですから、仕上がりは窯から出してみないとわかりません。私たちは、この自然が作る部分に楽しさや、魅力を感じるのですが、特に西洋の人はこの感覚がわからないという人が多いです。実際、西洋の陶器メーカーのものを見ますと、形や柄を計算通りにすべてキレイに揃ったセットをつくっています。こうした感覚の違いはありますが、お互いにその違いを楽しんでいます。ここに集まってくる人たちはみんな陶芸というひとつのことを通してコミュニケーションを取り合い、そして人の輪が広がっています。教室自体がそうした場であることは大変嬉しいことですし、これからもそうありたいと思っています。

 

この記事を読んで陶芸に興味のある方は、下記のお問い合わせよりイーキューブのキャリアアップ留学センター「イースクエア」までご連絡ください。

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