実際のニュージーランド留学や就職体験が読めるE CUBE!ニュージーランド留学ならお任せください
ニュージーランド留学ならお任せください!現地で留学・就職している人のインタビューや、留学の最新情報満載!
【Ecube イーキューブ】home【Ecube イーキューブ】会社概要【Ecube イーキューブ】お問い合わせ
ニュージーランド留学メニュー
安い!ニュージーランド留学おすすめコース情報
・本格的にゴルフ留学!
・ホスピタリティ、$5000割引!
・国籍豊かなイブニングコース
・週$160のイブニングコース♪
・奨学金制度アリ!良質な学校

・【オンカジもいいけどランドカジノもいい!】ニュージーランドなら本場のカジノを満喫できる!

興味のあるキーワードで探す

興味のある分野で探す
  美容/結婚/ファッション系
美容, ファッション, フローリスト, ...

  ホスピタリティ系/調理系
ホスピタリティ, ...

  ビザ/移住/長期滞在系
不動産, 移住/長期滞在, ...

  教育系
子供, 幼児教育, 先生/学校経営, 学校スタッフ, 語学学校学生(一般英語/IELTSなど), ...

  技術系
通訳/翻訳, 動物, ガーデニング, 建築/デザイン, 技術職, ...

  観光業界/旅行/客室乗務員/ホテル系
フライトアテンダント/ホテル, ツアーガイド, ...

  起業系
起業系, ...

  レストラン/フード/酒系
ワイン, ...

  メディア系
女優, 歌手, PR他, テレビ, 映画, 出版, ...

  現地企業勤務系
現地企業勤務, ...

  スポーツ系
他スポーツ, フィッシング, ダイビング, ボート/ヨット, ラグビー, ...

  介護/医療/健康系
エコ, 介護, 健康, 医療, ...

  趣味/ボランティア系
ボランティア, 趣味, ...

目的別に活躍している人を探す

技術・資格取得したい
├ 英会話/IELTSなど
├ TESOL/TECSOL/J-Shine
├ ビューティー/スパセラピー
├ 特殊メイク
├ バリスタ
├ 調理師
├ ホスピタリティ
├ IT/コンピュータ関係
├ 造園/園芸
├ アロマセラピスト
└ フライトアテンダント

ニュージーランドに住みたい
└ 永住権取得

現地の中学高校大学へ通いたい
├ 中学/高校留学
└ 大学進学

第9回 英語達人列伝

英語達人列伝 華凛・ジャパニーズレストラン Director・シェフ:工藤 達博 さん
生活そのものを英語の勉強にしました。

和食店のシェフである工藤さんは英語そのものを仕事の武器にしているわけではない。しかし、彼の自宅に電話をかけたキウイは皆一様に、工藤さんの英語をネイティブスピーカーのそれと間違えるほど、綺麗で正しい、英語を話すという。

  

工藤 達博 さん :Daisuke Ito
華凛・ジャパニーズレストラン Director / Karin Japanese Restaurant Director - Head Chef

生活そのものを英語の勉強にしました。

秋田県出身。秋田工業高等専門学校卒業後、石油掘削の技術職の仕事に就く。研修中は東京と北海道で過ごす。その後山形の研究所に入る。88年のNZ入国以来、洋食、和食を問わず幾多のレストランで経験を積み、95年の華凛設立時にDirector・シェフとして加わる。

 

英語との関わり

学校を卒業して就職した会社が石油などを掘りだす掘削関連の会社でした。私はそこに技術者として入社しました。入ってすぐに研修が始まったのですが、その中に3ヶ月間の英語も含まれていました。毎日、朝の9時からお昼までの3時間、アメリカ人の先生から会話が中心のレッスンを受けていました。昔のことなので、内容はあまり覚えてはいません。ただ、授業の後に皆で飲みに行ったりしたことははっきり覚えています。そこで、面白半分にスラングを教えてもらいました。すると、映画を見ていて辞書に載っていない言葉が理解でき、それが興味のキッカケとなって英語の勉強につながっていきました。同時に、海外に行ってみたいという興味のキッカケにもなりました。

習得方法(Reading)

研修中はとにかく、少しでも単語の量を増やそうとしました。単語を覚えたくて仕方がありませんでした。英語イコール単語だと思っていたからです。そこで、私は空いた時間に「辞書を読書」していました。初めは表紙のタイトルから始まります。表紙に書いてある文字をすべて読み、次に1ページ目に移ります。そこでも同じように、書いてある文字をすべて読みます。著者名、出版社名、この本の著作権は云々というところまで、余すところなく読み、最後に裏表紙の値段の表示まで読みます。

そうやって、英和辞典を2、3回は読みました。もちろん、すべて覚えているというわけではありません。しかし、一度は単語を頭の中に入れたので、知らない単語というよりは、忘れた単語ということになり、次に出てきたときにはスムースに覚えることができたのです。

習得方法(Vocabulary)

英語の研修が終わり実務に入っていった時に、仕事で英語を使うことになりました。ただそれは日常の会話ではなく、翻訳に近いものでした。石油などを掘る機械に使う液体を扱う仕事でしたので、アメリカのパテントや、その他の文献を読み、それらを知った上での業務でした。そこでは今でも絶対に使わないような言葉が出てきました。例えばせん流、そう流、乱流、など。それぞれ、緩やかに流れること、少し乱れて流れること、乱れて流れることです。日本語でも普通は使わない言葉だと思います。それが英語で出てきます。綴りははっきり覚えていませんが、「プラグ・フロー」「ラミナー・フロー」「タービュレント・フロー」といいます。これらは会社に置いてある科学用語の専門辞書を使って調べていました。そういったこともあり、当時はとにかく単語の数を増やすことが一番であると思っていました。

習得方法(Listening/ Speaking)

その後、88年の1月にニュージーランドにワーキングホリデイで来ました。当時は21歳でした。海外経験を積むのであれば若いうちがいいと思い会社を辞めてきました。ニュージーランドを選んだのは私の中で未知の部分が多かったためです。その頃は、私の中ではニュージーランドとパプアニューギニアとの区別もままならないほどの認識しかありませんでした。
到着後、すぐに英語学校に通い始め、そしてキッチンハンドのアルバイトも始めました。このときに、ある程度の、英語の土台ができたような気がしています。キッチンハンドでキウイの中に飛び込んでいったときに何をどういったらいいのかわからないことが多々あり、随分と、悔しい思いをしました。自分と同じくらいの年齢の人間がスラスラ話しているのに、自分は言いたいこともまともに言えないというのはストレスが溜まりました。とにかく、相手の言っていることを良く聞きました。そして私が話をするときは、キウイの発音などを忠実に再現するようにしました。アルバイト先ではひたすら、それに没頭しました。1年間は英語の中で生活することになるのだから、ちゃんと話ができるようになりたいという動機があったからです。
音をそのまま入れて、同じ音で発音する。単語を見ないようにしました。つまり目からは情報を入れないようにしました。例えば、ビールの「スタインラガー」はキウイ達から聞けば「スタインラガー」と聞こえます。しかし文字を見ると「ステインラガー」と読んでしまいそうになり、発音が少し違ってきます。そのため、私は敢えて、音だけの情報を入れることにしました。またそれを、ニュージーランドで実践するのは大変意義のあることでした。仕事中には私の持っている英和辞書には載っていない言葉が多く出てきました。Snapper(鯛)はその典型ですね。
もう一つ、英語学校ですが、実は1年間通いました。といっても、毎日行ったわけではありません。初めに週に5日のコースを取ったのですが、昼間に学校、夜に仕事の生活が結構ハードだったため、校長先生に直談判に行き、週3日にして、期間を長くしてもらいました。しかし、それでも体力的にきつかったため、週に1日にしてもらい、また延長ということになり、結局1年間通ったことになりました。

単語から文法へ

こちらに来て、仕事をしたり、学校に行ったりしているときに英語に対しての考え方が変わってきました。それまでは英語イコール単語、単語の羅列で英語は通じると思い、単語量を増やしていました。しかし、文法がしっかりしていなければ、通じない、言いたいことが正確に伝わらないと感じました。逆に単語がわからなければ、聞けばすむことであるということも感じました。
例えば、時制についてですが、「私はAということがやりたかった、でもできなかった」ということを伝えるときに、単語を並べただけであれば「私はAがやりたい」という意味に取られてしまいます。会話の中でニュアンスとして、相手が言っていることは理解できましたが、いざ自分が話すというと、やはり文法を知っていなければ伝えられません。これでは、日常会話のレベルで不自由になってしまいます。
そのため、文法を勉強することにしました。オークランド大学の書店でグラマーの本を購入し、辞書のときと同じように、表紙から読み始めました。全部で3冊、すべて2、3回読みました。

仕事や生活を通しての習得

パーマネントビザを取得後、仕事をしながら再び学校に通いました。それは仕事にはまったく関係がないことでしたが、ビザを持っていれば学費も安いということもあり、日本語でやっていたことを英語でもやってみたいと思ってAIT(現AUT)の機器分析のコースにパートタイムで通いました。
これまでの中で、一番難しかった気がしますが、ここで勉強したことが英語ということでは、力になったと思っています。週に1回の講義ですが、英語を覚えるための授業ではないので、初めのうちは先生が言っていることも100%理解することはできませんでした。自分は英語を全然わかっていないということに気づかされました。
授業後に先生に質問する、家に帰って教科書や文献を何度も読み直すということを続けました。これにより、単語と文法それぞれ、覚えてきたことがひとつになりました。
私の英語はほとんどが仕事や生活を通して得たものです。それは日本での研修、仕事、ニュージーランドでの仕事、そして学校。生活するために、仕事をするためには必然となり、英語を得てきました。英会話の研修、仕事で文献を読むこと、語学学校、厨房での会話、AUTでの講義、それぞれ異なる場面で、色々な立場の人たちから、それぞれの単語や言い回しなどを学び取ってきました。すべてのことを英語の勉強に結び付けていたと思います。それがなにより良かったのだと感じています。
ニュージーランドではずっと調理関係の職に就いていました。今は、英語そのものが仕事になっているということではありません。ただ、いろいろな学び方を通して、一つにまとめたという方法論は役に立っています。例えば、お店のメニューでも、一つの方向性だけにとらわれることなく、色々な味や素材を取り入れ、バラエティに富んだ、お客さまがメニューを開いた時にどれにしようか迷ってしまうくらい、品数のボリュームがあるメニュー作りをしています。
また、お店に来て頂いたお客さまとの会話の中で、きれいな言葉を使って、料理の説明をし、相手に正しく理解して頂くことも心がけています。それは目や舌だけでなく、料理を言葉でも理解し、よりいっそうおいしく味わってもらうことができるからです。

工藤達博さんの英語上達ポイント

1. 辞書を読書。後に単語を覚えるベースとなる
2. 読むのであれば表紙から。その行為自体の意味はなく、英語を習得しようという意志につながる
3. 色々な状況で英語を学び取る。生活や仕事の必要からする勉強は長く続けられる。

留学したい、体験したい、資格を取りたい、この分野で仕事をしたいと言う方はイーキューブ留学セクションまで、お問い合わせ下さい。 お問い合わせはこちら

 
こんな留学・就職をかなえたい!最近寄せられたニュージーランド留学・キャリアアップお問い合わせ内容はこちら
ニュージーランド留学・キャリアアップ・特殊留学などお問い合わせはこちら
ニュージーランド留学・学校お申し込みはこちら