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第1回 英語達人列伝

英語達人列伝 通訳/翻訳家 : Interpreter/Translator:大森 栄美子 さん
きれいな日本語を話せる事が英語上達のキーポイント

オークランド市と九州の福岡市が姉妹都市の調印を結んだ時の通訳が大森栄美子さん。過去に数人のオークランド市長の通訳を勤めていたほどの英語の達人だが、いまだに知らない単語が出て来て、ヒヤッとする瞬間があるという。英語の上達には日本語の勉強も欠かせないと語る。

神奈川県箱根市強羅(ごうら)生まれ。玉川大学文学部外国語学科卒業。大学在学中から英語の世界で著名なトミー植松氏に師事する。初めてニュージーランドに来た1984年以来、通訳、翻訳を通してこなしたジャンルは政治・経済、マリンビジネスから社会風俗まで幅広い。現在は通訳翻訳業のかたわら、貿易、商品販売、留学、メディアコーディネートなどを行う株式会社ソシアルジャパンの代表取締役を兼任し、日本にもショップ、オフィスをオープン。

ニュージーランドとの関わり
私は大学在学当初からトミー植松先生の授業を受けていた関係もあり、そのまま先生のオフィスに就職することになりました。その数年後に、初めて海外で3週間の英語研修プログラムを行うことになり、きれいなクイーンズ・イングリッシュを話す治安の良い国、ニュージーランドが選ばれました。生徒はホームステイをしながら、語学学校に通ったりと、その時に非常にいい印象を持ったものですから、1982年に最初の語学研修を行った後、翌年にもニュージーランドでの研修が実施されました。
83年の2度目の英語研修で知り合った建築家が、帰国する最後の晩に自宅で夕食会を開いてくれた時のことです。友人、知人を呼んだその席にBrian Brake(ブライアン・ブレイク)という有名な写真家がいました。彼はすでに亡くなってしまったのですが、その彼からニュージーランドで翻訳の仕事を紹介しようかと声をかけられました。有名な写真家と聞いて、彼の写真を撮らなかったことをひどく後悔しながらも、好きな翻訳の仕事でしたので、帰りの飛行機の中でずっと悩み続けました。ハムレットの心境です。そんな時、何気なく手に取ったニュージーランド航空の機内誌『Jetaway』を開いたら、その開いたページに当のご本人のブライアン・ブレイク氏が紹介されていたのです。もうびっくりしてしまいました。何か縁を感じたんですね。これはもう運命だと思ってニュージーランドに行ってみようと思いました。

ビザに関して
しかし、日本に帰って、大使館にビザの申請に行くと、取得は無理だと言われてしまいました。翻訳の仕事といっても、雇用者がいて定期的な収入が保証されているわけではありませんでしたので、過去、こういう例でビザを取れた人はいなかったのです。 しかし、運命と思っていたニュージーランドです。神は私を見捨てませんでした。その年のクリスマスの頃、東京のカントリーウエスタンで有名なパブで、偶然ニュージーランド大使館の方と出会いました。知人友人を介しての運命的な出会いや2度の語学研修のことなどをお話しました。この方が実際に陰で力になって下さったかどうかは不明です。でも奇跡的にも2年間の労働ビザがおりました。ニュージーランドに入国後は、自主的に仕事の実績やその内容を移民局に送り、ちゃんと働いていることを証明していました。これがその1年半後、永住権を取る時にとても役立ちました。

当初の英語のレベル
私は外国語学科出身ですが、初めから英語がペラペラだったわけではありません。もともと英語が好きで英語ニュースや洋画を好んで見たり、中学の時から英語上達法に関する本は読んでいました。就職後も英語で話す機会はありましたが、そう頻繁にはありませんでしたので、それで英語がうまくなったわけではありません。むしろニュージーランドに来てから上達したといっていいでしょう。

英語を使っての初めての仕事
1985 年初頭、中曽根元首相のニュージーランド訪問に際し、ニュージーランドの企業を代表して当時金融会社のトップだったBarrie Downey(バリー・ダウニー)氏から日本語でスピーチをしたいので助けてくれないかという依頼を受けました。それも詩的表現を引用したいというものでした。詩の部分を含むたった数行のスピーチでしたが、それをローマ字で書いてその発音の手ほどきをしたのです。引用した詩は「朋あり。遠方より来る。また楽しからずや」というものでした。
スピーチ冒頭の日本語の部分が終わった時、その場で拍手喝采となったそうです。非常にうまく行ったと後日お礼の手紙を頂きました。その手紙の中には、中曽根元首相はじめ、出席した日本人の方々から、この詩を引用したアイデアや明瞭な日本語の言葉遣いをほめられたと書いてありました。元首相夫人からもダウニー氏の発音が一般の日本人よりもはるかに良かったと言われたそうです。この手紙が私にとって大きな励みとなりました。

勉強の方法
私は特別に時間を作って英語の勉強をしていたわけではありませんが、読書が好きで日本語でも英語でもスリラーやサスペンス、エッセイや小説をよく読みます。シドニー・シェルダンやニコラス・スパークス、アイリス・ジョハンセンの本などは、みなさんが思っているよりも文章はシンプルで、単語も実はわかりやすいんです。もちろん、わからない単語は当然出て来ます。でもあまり神経質にならないで読み進みます。意味がつかめていれば問題ないでしょう。しかし、読んでいるうちにどうしても意味を調べたくなる、気になる単語があるものです。そんな時のために辞書は常にそばに置いておきます。
やはり新聞には出来るだけ目を通します。仕事がら日本に関する話題やニュージーランドの出来事、また趣味の料理やガーデニングに関する記事は読んでいます。確かに小説よりは難しいのですが、気になる話題ならば知りたい気持ちが先行しますし、予備知識もあることなので読めてしまうことが多いのです。もっと知りたいという気持ちは英語の上達を助けてくれますので大切にしたいですね。
テレビは午後6時の「ワン・ネットワークニュース」をよく見ます。また、NHKで「おはよう日本」を見ます。ニュースを英語と日本語両方で見ることは大切です。英語のニュースで伝えられたある固有名詞が日本語ではどう言われているのか、またその逆がチェックできるからです。最近の例ではNorthern Allianceは北部同盟、炭疽菌はanthraxというように適切な言葉が割り当てられるからです。こればかりはチェックしていないとわかりませんね。

英語を使った仕事上でのテクニック
通訳をしている際にわからない単語が飛び出すことはいまだによくあります。しかし、知らない単語でも全体の文脈からこんな意味に違いないと思って訳すことがあります。訳した日本語が前後の意味から外れていなければ、後になって辞書でその単語を調べてみても意味はほとんど違っていません。
しかしながら、意味を類推できない単語に出くわすことももちろんあります。そんな時は自分の言葉に置き換えるか、問題なさそうな場合には省略してしまうこともあります。大切なことは仕事を依頼してくれるお客さまへの信頼関係ですから、決して困った表情を出したりしないことです。この人はちゃんと訳してくれているのだろうかと疑問を持たれたら信頼関係も無くなります。
幸いなことに私が今まで通訳を担当したDame Catharine Tizard (デイム・キャサリーン・ティザード)、 Les Mills (レス・ミルズ)、 Christine Fletcher (クリスティーン・フレッチャー)各市長は特別ゆっくりと喋る方たちではないのですが、変なアドリブもなく、混み入った話もなく、たいへん通訳者思いのスピーチをして下さいました。そんな中、1986年に福岡市の進藤市長とオークランド市のティザード市長そろっての姉妹都市調印式の通訳が、今でも大変心に残っています。

英語上達への信念
これまでの経験で、きれいな日本語を話すことがいかに大切かを痛感しています。中曽根元首相へのニュージーランド財界代表のスピーチでも実感したのは、発音はもちろんのこと、きちんとした日本語を使い分けられることの必要性でした。それ以来17年間、ずっときれいな日本語を話すよう心掛けて来ました。
つい先日、英語の達人村松増美先生にお会いした時におっしゃっていたのが「まずは日本語」でした。そう言われるのを聞いて、いままでやって来たことは間違いではなかったのだと、とてもうれしく思いました。きれいな日本語を話していると、それだけでお客さまから信頼されることも発見しました。意外と思われるかも知れませんが、これは本当です。
したがって、いい通訳者、翻訳者になるための大切な第一歩は「日本語」だと思っています。そうすれば、努力の後には、きれいな「英語」も自然に身についてくるでしょう。

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