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Vol.76 時代を飾るキウイ ニュージーランドのファッションデザイナー

Annah Strettonさん Annah Strettonさん
ファッションデザイナー&起業家
「目標とする人は要らない」自分自身で自分を育てる。キウィ女性起業家からすべての女性へのメッセージ

ファッションデザイナー、雑誌編集長、慈善事業家、投資家など数々の顔を持つAnnah Strettonは、 ニュージーランド国内を中心に、オーストラリア、ヨーロッパ、アメリカへ事業を展開している。その成功の裏には、彼女自身が関わって来た仕事と家庭への愛情の深さ、そして、彼女自身が持つ独自の世界観への信念がある。仕事と将来の展望についてお話を伺った。

ニュージーランド・ファッションデザイナー・Annah Strettonさん 【Profile】
1959年12月17日生まれ。Wanganui出身。ハミルトンの東、Morrinsville 在住。Waikato Institutesからの芸術名誉学位を受ける。自身の3つのファッションブランドはwww.annahstretton.co.nz/でも購入可能。投資家としてはオークランドの男性ファッションデザイナーAdrian Hailwoodをサポートしている。19歳の娘と17歳の息子の母親でもある。

ファッションビジネスへの進出と出版社の買収

ニュージーランド・ファッションデザイナー・Annah Strettonさん

Annahは90年代、会計士をしていたときのクライアントから、彼女のファッションに対する熱意とビジネスセンスを認められたことをきっかけにデザイナーとして歩み始め、92年4月に独立しStretton Clothing Companyを設立した。Annah Stretton、Annah S、Garbの3種類の婦人服のブランドを持ち、Kmart、Farmers、EziBuy、Staxなどの大型量販店30店舗で人気を博した後、オーストラリア、イギリス、アイルランド、アメリカへ進出した。

編集者の肩書きは、2005年女性誌のHer Business出版社を買収したことで彼女のキャリアに付け加えられた。彼女が編集長となってからは、「Her Magazine」とタイトルを改め、オーストラリア、ニュージーランドで女性知的情報誌として認知され、販売部数も15%上昇した。編集者の仕事は、もともとAnnahにとってはビジネスチャンスとして偶然巡って来たものであるというが、服飾業界で培ってきたコネクションを基礎に、「Her Magazine」のインタビュー記事でカバーされる人物は各業界で今を時めく女性たちばかり。「Her Magazine」 以外にも2005年より、年2回発行される「Pink Magazine」はファッション、フード、美容、インテリア、健康、趣味などを紹介するライフスタイルマガジンで、乳がん患者をサポートしている。また、年度版の「Who’s Who」はニュージーランド・ビジネスウーマンの成功例を詳しくまとめ、読者がビジネスの参考に出来るように編集されている。

2006年にはAnnah自身の半生を綴った「From Rag Trade to Mag Trade」が同出版社から出版された。彼女の生い立ちから、ファッションデザイナーとしてビジネスで成功するまでの過程が、プライベートも含めて語られており、デザインを志す人、中小企業家、働く母親たちにとって非常に参考となる。

将来の夢を抱けなかった10代-平坦ではなかった自己実現への道

ニュージーランド・ファッションデザイナー・Annah Strettonさん

Annah Strettonを知る人は、「成功するためのすべてを持った 強い女性」と形容する。誰もが成功者に対しては、恵まれた家庭環境と教育環境から、なるべくしてなったという想像を抱きがちである。しかし、彼女の現在の成功は恵まれた環境から与えられたものではなく、与えられた環境から学び、経験し、自分で勝ち取って来たものである。「私は、一経営者、一母親として世間的に成功したと見られていますが、決して自分の両親の手厚い保護の元に順風満帆に人生を送って来たのではありません。9歳の時に両親が離婚してから、5人兄弟の長女として母親代わりの家事の一切をできるようにしつけられました。少し複雑な家庭環境が、一通りの家事と生活ができるよう私を訓練し、10代の中頃にはかなり自立していました。現在はシングルマザーとして5人の子どもを育ててきた母の苦労と気持ちもよく理解できますし、自分自身で道を拓いていくという確固とした私自身の人生観を早くから得ることができました。」と言う。

生活力に長けたAnnahではあったが、10代の頃の特殊な家庭環境が、彼女から夢見る10代という時代を奪ってしまっていたのかもと言う。Annahはなるべくしてファッションデザイナーから始まるビジネスパーソンになったのではない。ハイスクールを中退後、ホテル業、ポリテック会計士コースの受講、会計士業の経験を通して、人との出会いと苦い失敗も含め、チャンスを大切にしてきた結果だという。若いうちから自立心旺盛で、離婚した両親の決断を尊重しつつ、家族のつながりもできる限り大切にしてきた。

“Pay it forward”

公私にわたりいくつものタイトルを持ち、それを使い分ける日常は、多忙を極める。その中で、人々とのコミュニケーションをとても大切にしている。限られたリソースの中で膨大な仕事量をどうやりくりするかを彼女は一言で「Self-discipline (自己訓練)」とまとめる。「私は、毎朝5時には起きて、9時までに自分の仕事を終えるようにしている。」とさらりと言う。今年48歳。モデルのような容姿とすっと伸びた背は、彼女がいかにプロとしても、一女性としても充実した生活を送っているかを雄弁に語っている。彼女の展開しているビジネスとチャリティそして彼女自身の家庭での母親業、また、パートナーとの時間をどうバランスを取っているのかと問われると、「それは自己訓練の一言につきます。私は、自分の時間を自分で管理・コントロールしますし、ビジネスで関わる人すべてと、家族に対しても同じ事を求めます。」そのためには、心身の健康のケアに余念がない。「経営者としてのビジネス関連の本を始め様々な分野の本を読んで、情報に関しては敏感であろうと努めています。常に自分が知らないことがあるということを自覚していますし、謙虚でありたいと思っています。そうでないとその他の人の意見を吸収することができません。」と言う。また「Pink」の売り上げから拠出している慈善活動はワイカト乳ガン団体への寄付金となる。彼女はこの慈善活動を「pay it forward」という言葉で表現する。意味は、善い行いをすることに対して、日本の考え方で言うと「情けは人のためならず」というように、普通人は見返りを期待する「Pay back」の気持ちがある。Annahはその姿勢から一歩踏み込んだ姿勢「pay it forward」を信念としている。彼女のそうした慈善活動の根底には、彼女の母親自身も社会福祉活動に関わり、不遇な子どものホストマザーをしていたことがあるからだと言う。 Pay it forwardの原則を保つためにも、彼女はまずは自分自身がしっかりと経営者、編集者、母親、慈善事業家、投資家として自立していること、その上で多くの人々を支え、さらに支えられた人々が周りの人々を支えていく。Pay it forwardの精神が、彼女の行動の活力であり、ビジネス理念でもある。

Annahから、キャリアを極めようとする日本女性へのメッセージ

ニュージーランド・ファッションデザイナー・Annah Strettonさん

「ビジネスで成功するためには、女性はより多くのことを男性から学ぶ姿勢が大切です。まずは、女性に豊かな感情を職場からは除外すること。No tears at work, Save tears for an appropriate place and time.(職場に涙は持ち込まない。涙は適切な場所と時のためにとっておきなさい)」と強い口調で言う。「女性の参政権が世界最初に認められた国であり、女性の首相も輩出しているニュージーランドですが、それでもまだまだビジネスは男性優位の状況は変わっていません。数字をあげれば、ニュージーランドトップ50社のCEOには、未だ一人の女性も入っていません。では、どうすれば女性が成功するかといえば、ビジネスでは男性のように考え、行動し、コミュニケーションをとることです。そして自分のやっていることを愛して、つねに自分の内側からでてくる欲求に素直に従い、かつそれを実現するのに必要なことを徹底して追求することです。デザインやサービスで言えば既存の確立されたデザインやサービスと差別化をはかること、いかにオリジナリティを確立していくことです。よく私のデザインの発想は、どこからきたものか、デザインのアイデアを得るためにヨーロッパなど旅行へ行くことがあるかと質問されますが。答えはNoです。私はニュージーランド発のファッションデザインをこれから日本も含めて世界へ展開していきたいと思っています。自分自身の真剣な取り組みなしには、何事も生み出すことはできませんし、自分のとりまく世界も環境への働きかけもできませんし、それを変えることもできません。とにかく、Love what you do (したい事をする)に尽きると思いますし、その姿勢なしに現在の私はありません。」

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