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第12回 英語達人列伝

英語達人列伝 Global Healthcare Claims Examiner:ヒロミ・マーティン さん
なにげない言葉でも聞き逃さないアンテナを張ることが大切です。

ニュージーランドの大手保険会社グループMike Henry Groupの一社であるGlobal Healthcare Limitedで保険金請求の審査をするヒロミさん。医療用語や保険用語が飛び交う職場では現在も勉強の毎日だという。

  

ヒロミ・マーティン さん :Hiromi Martin
Global Healthcare Claims Examiner

なにげない言葉でも聞き逃さないアンテナを張ることが大切です。

山口県下関市出身。桃山学院大学社会学部在学中は演劇の世界に足を踏み入れる。現在の職場の勤務時間が諸外国との時差の関係上、12時から20時で不規則な生活になっているということと、普通の人より疾病に対しての知識が増えたために、自分の健康状態には敏感になっている。そのため、ファイルに目を通していて「もしや自分も同じ病気では?」と心配してしまい、会社の専属看護婦さんに質問に行くことが多いという。

 

英語との関わり

小学校6年生の頃でしょうか、大きくなったら海外に行きたいと漠然と思っていました。そういうこともあり、中学や高校では英語は一番好きな教科でした。とは言っても他の生徒同様、普通に受験勉強をするという程度でした。ただ、今でも覚えていることに、鏡を見ながら発音を練習したということがあります。ある先生に、鏡を見ながら話せば英語は上達すると教えられ、それを実践していた記憶があります。
大学は社会学部に入り、英語とは離れたところにいました。その頃は演劇の世界に足を踏み入れ、卒業後も劇団に所属していました。しかし、長く続けることは難しいと思い、劇団を辞め、英会話スクールの営業の仕事に就きました。しかし、ここで英語を勉強したわけではありません。たまに会社内で外国人の講師を見かけることはありましたが、私のセクションは営業でしたから、外に出て日本人を相手に日本語で仕事をしていました。

習得方法 (Listening Speaking)

91年にオーストラリアのブリスベンに行きました。スチューデントビザでした。海外に行きたい、できれば永住してもいいと思っていましたので、できるだけ長く日本を離れていようと思っていました。
初めの15週間、英会話スクールに通いました。そこでは英語の聞き取りに慣れるまで少し苦労しましたが、内容的には中学や高校で既に習ったことの焼き直しみたいだったので、授業そのものが面白いとは感じませんでした。ただ、ネイティブの発音を意識して真似るようにしていました。これは今でも同じです。
そのまま英語のための勉強を続けることに魅力を感じなかった私はトラベル関係のビジネスコースに移ることにしました。結果として私が英語を習得したのはここからだと思っています。
私は自分のことを、理屈で物事を考えるタイプの人間だと思っています。喋る前に文法を考えてしまうタイプです。この性格は英語を習得していく過程においては邪魔になることもあります。自信がないことには声が小さくなり、相手に聞き直され、そして更に声が小さくなる。よく、外国人の中に飛び込んでいって、とにかく話をして上達したという話を聞くこともありますが、当時、性格的にそれを実践することは困難でした。しかし、そういうタイプにはそれなりの方法もありました。英語についての疑問に対して、私は質問する相手を絞ってクリアーしていきました。
スタート直後に苦労したのはやはり、聞き取りでした。特に黒板に書かずに、話だけで進められていく授業では、先生の言った言葉をノートに書き留めなければなりません。単語が聞き取れない、また、知らない単語が、どんどん出てきました。わからないことはその場で聞けばいいのですが、単語や英語そのものを聞き直すことは授業の妨げになってしまいます。このクラスは英語を学ぶクラスではなく、トラベルを学ぶクラスですから、英語は内容を理解するための道具にしか過ぎませでした。
そこで私はわからなかった言葉をノートにカタカナで記入して、フラットに持ち帰り地元のネイティブに聞いていました。「こういう文章の途中で、こういうサウンドになるのは、どんな単語があるの?」という質問を毎日のように浴びせていました。
地理の授業で世界の地名が、ミュンヘンではなくミューニック、フィレンツエではなくフローレンスと、日本語と英語では異なるため戸惑ったこともありました。
ただ、授業の内容の難易度に関係なく、毎日の予習や復習をしなければ当然、授業についていくことができません。先にも言ったようにここでは英語は道具でした。英語の習得を目的にしていたのではなく、授業を理解するための勉強を、英語を使って毎日繰り返していたことが結果的に大きな進歩になったと思います。

習得方法 (Reading Writing)

卒業後に仕事の機会を得てニュージーランドに来ることになりました。数ヵ月後、自分で日本語新聞を立ち上げることになり、ニュージーランドの情報を集めて記事にしたり、広告をセールスしたりという毎日でした。ここでは学校で習ったビジネスレターを実践で使用するということが英語の勉強になっていました。全国のインフォメーションセンターに情報提供のお願いをすることや、広告掲載の案内を出すことなど、文章を書くことが多々ありました。基本的なことはビジネスコースで習っていましたのでここではそれを繰り返し使い、頭に叩き込みました。
また、集めた膨大な資料を片っぱしから読んでいました。初めは大変でしたが、慣れてくると苦にならなくなりました。
これらは、今の職場でも同じです。毎日Eメールで文章を交換することや、多くの資料を読むことなど、量をこなしていくということは最も大切なことの一つだと思います。
その後はシープスキンの販売店で仕事をしていました。今までのように、ある程度、決った範囲の人たちとだけ接するのではなく、より多くの人たちと接することができました。
ある日、マグのことを「モグはあるか?」と聞かれ戸惑ったり、「これ少し安くならない?」と聞く時にdiscountを使うのでなく、What is the best price?と表現することなど、英語の色々な表現や発音、アクセントに触れることができました。

仕事での英語

現在の職場は保険会社です。そこではお客様からの保険金の申請に対して審査をしています。
私の会社では自国を離れ外国に住んでいる人を対象とした医療保険を取り扱っており、マーケットの中心はアジアになっています。そこで病院にかかった人からの請求を受けています。当たり前のことですが、ここでは医療に関する言葉が日常的に使われています。
働き始めて間もない頃、ある書類を上司に提出したところ、突然、大笑いをされたことがあります。それは私の書類にスペルミスがあり、その内容は胃に激痛が走るとか痙攣を起こすといった意味のstomach crampと書かなくてはいけないところを、stomach clampと書いてしまったことです。これを読んだ上司は胃にクリップが挟まったことを想像したらしく、おかしくて仕方がなかったようでした。
お客様が日本で病気になった場合は日本の病院と連絡を取ることもあります。
以前、発生したケースで、あるアメリカ人のお客様が日本で扁桃腺の手術を受けることになりました。病院からは手術と一週間の入院で合計70~80万ほどの費用がかかるという診断がでました。この診断通りにそのまま治療を受けて貰っても良かったのですが、言葉や入院期間の面でのお客様の希望があり、ニュージーランドに移動して手術を受けて貰うことになりました。この場合、移動の飛行機、宿泊ホテル、そして医療費を合計してNZドルで6000ドルになりました。結果的に、お客様の入院は一晩だけで済み、即座に仕事に復帰されていました。
お客様の病気や怪我の状態が緊急を要しない場合は、このように、国を移して治療に当たるケースも多々あります。特に言葉や医療設備の面で著しく弊害がでると考えられる場合はその処置が取られます。お客様の大半がイングリッシュ・スピーカーのため、言葉の壁のないニュージーランドでの治療を選択される傾向があります。こういった移動の際の手配も私の仕事です。
私が日本人ということもあり、日本の病院と連絡を取り合うことが多いのですが、手術や入院の費用そして入院期間でも、日本とニュージーランドでは大きく違う場合があります。心臓バイパスの手術をする際に日本では1500万円前後といわれたケースでも、ニュージーランドでは日本円に換算して3~400万円という場合もありました。また、膝の半月板の手術では日本では1ヶ月の入院でも、この国では2日ということもありました。ニュージーランドはスポーツが盛んな国ですから、その方面の医療は発達しているように感じます。
ニュージーランド国内や、インターナショナルステューデントのための保険などもカバーしています。会社のベースがニュージーランドなので病院の選択には定評があります。こういった症状ならこの病院に送るのが一番いい、こういったケースならあのドクターがスペシャリストだ、といった情報はやはりこの国をベースにしていて、この国の病院と付き合っているので豊富に持っています。おかげで私もその方面の知識もたくさん頭に入りました。

私のセクションには1日に、何通ものEメールでの連絡と、電話での問い合わせが来ます。保険金の請求を審査するところですから、申請が本当に正当なものなのかどうか確かめなければなりません。ヨーロピアンの場合はほとんどの人がホームドクターを持っていますから、そこに連絡を取り、既往症 (Pre existing medical condition)の有無を確認する場合もあります。例えば腎臓に関する疾病の場合など、それが急性なのか、それとも慢性的な疾病なのかの確認です。
保険金請求が却下されたお客様からの問い合わせに、回答のメールを出す場合には特に文章に気をつけています。
I would appreciate it if you could~などのやわらかい表現を使いながらも、会社としての判断をダイレクトに伝えることが必要です。こういった内容の文は日本語で書いたとしても、微妙なニュアンスが勝負どころになることですから、常に上司に文章をチェックしてもらい、直してもらうようにしています。そこで今まで使った良い表現はすべてファイリングしています。
私の場合は、英語そのものを勉強してきたというより、トラベルの勉強であったり、新聞発行であったり、医療、保険知識であったり、常に目的は他にありました。その目的に向って進む過程の中で、なにげない言葉でもアンテナを張っているかどうかで、聞き流してしまうのか、次回にその表現を自分が使えるのかが違ってきます。そういった意味では、今でも英語に関しては毎日勉強していますし、今後もその必要性を感じています。

ヒロミ・マーティンさんの英語上達ポイント

1. わからない言葉をカタカナで書き留めて、後で質問する
2. 読むことや、書くことは量をこなすことが大切
3. 相手の言葉を注意深く聞き、表現のレパートリーに取り入れる

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