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Vol.10 時代を飾るキウイ ルイ・ヴィトン Maria Ryanさん

ルイ・ヴィトン Maria Ryanさん マリア・ライアン:Maria Ryan
ルイ・ヴィトン メディアセンター : Louis Vuitton Media Centre
アメリカズ・カップのトロフィー用キャリングケースはルイ・ヴィトン製です。

10月1日に火ぶたが切って落とされたルイ・ヴィトンカップ。6ヶ国から9つのシンジケート(チーム)が参加して行われる5ヶ月以上にも渡るヨットの大イベントだ。来年2月に行われるアメリカズ・カップでカップを保持するチーム・ニュージーランドに挑戦する1シンジケートを決めるための挑戦艇選抜シリーズとなる。パリに本社を持つルイ・ヴィトンは大会開催期間中にホブソン・ワーフにメディアセンターをオープンして、ルイ・ヴィトンカップの取材にやってくる世界各国のメディアをサポートしている。メディアは世界各国から来るため、メディアセンターのスタッフはあらゆる国籍を有する。そんな多国籍感覚のメディアセンターでイベントとしてのルイ・ヴィトン カップの運営やマーケティングを担当し、世界各国のスタッフを統括する管理部門でニュージーランド人女性が活躍している事はあまり表に出ない。ルイ・ヴィトンカップとアメリカズ・カップがニュージーランドで開かれている意味は大きいと語る。

ルイ・ヴィトン Maria Ryanさん

マリア・ライアン:Maria Ryan
ルイ・ヴィトン メディアセンター : Louis Vuitton Media Centre

クライストチャーチ生まれ、育ち。高校卒業後、法律を勉強していたパースでヨットイベントと出会い、それ以来ルイ・ヴィトンカップ、世界一周レースのホイットブレッドなどメジャーなヨットイベントの広報やマーケティングに従事する。前回1999年、そして今回2002年とルイ・ヴィトンカップメディアセンターに関わり、メディアセンターで働く女性達「ルイ・ヴィトン・ガール」を統括する。自ら「もともとはヨット乗りではなく、ファーマーの娘」と笑う。

ルイ・ヴィトン カップとは?
アメリカズ・カップへ挑戦するチームを決める大会に冠をつけたのがルイ・ヴィトン

アメリカズ・カップは1851年の初戦以来、ずっと負ける事なくカップを保持し続けていたニューヨーク・ヨットクラブのフロアにボルトで固定されていました。アメリカの技術力の高さや経済力を誇示するかのように、誰もが負ける事はあり得ないと信じていたからです。それほど自信があり、実際に負ける事がなかったわけですから、1970年代末までに挑戦を申し込むシンジケートはあまりなく、ニューヨーク・ヨットクラブの独壇場だったわけです。
1983年のアメリカ、ポートアイランド州、ニューポートで開かれた大会になると5ヶ国7シンジケートが挑戦を申し込む事になり、ニューヨーク・ヨットクラブへの挑戦艇を決める選抜シリーズを行う事が必要になりました。アメリカズ・カップの伝統と文化的な意味を見い出していたルイ・ヴィトンはこのシリーズに冠をつけて共同主催者となり、これが第1回ルイ・ヴィトンカップになりました。それに伴い、世界中のメディアが情報の収集や発信のできるメディアセンターを設けました。これがルイ・ヴィトン  メディアセンターです。プレスルームや記者会見席などを設け、レースの状況や歴史的背景などを世界のテレビ視聴者、活字媒体の読者に配信する事が目的です。
それ以来、ルイ・ヴィトンカップの勝者がアメリカズ・カップに挑戦できる資格を勝ち取れる仕組みが出来上がりました。偶然にもこの第1回ルイ・ヴィトンカップでアメリカズ・カップの歴史が変わりました。優勝したオーストラリアのロイヤル・パース・ヨットクラブがニューヨーク・ヨットクラブに勝ち、アメリカズ・カップを初めてアメリカ国外に持ち去りました。そして、1987年オーストラリア、パースのフリーマントルで行われた、第2回ルイ・ヴィトンカップはさらに多くの6ヶ国から13のシンジケートが参加しました。ルイ・ヴィトンカップに勝ったアメリカのサンディエゴ・ヨットクラブが再びカップをアメリカに持ち帰りました。

ルイ・ヴィトンとアメリカズ・カップ
ファッションブランドのルイ・ヴィトンは過去20年間アメリカズ・カップをサポートして来た。

1983年、1987年とルイ・ヴィトン カップの勝者がアメリカズ・カップに勝った事から「ルイ・ヴィトン カップを制するものはアメリカズ・カップを制する」と言われるようになりました。その後、1995年にアメリカ、サンディエゴでチーム・ニュージーランドがルイ・ヴィトンカップを制し、さらにアメリカズ・カップにも勝った事でますます、そう言われるようになりました。
1983年にルイ・ヴィトンカップを発足した時にアメリカズ・カップのトロフィーを運ぶためのケースをルイ・ヴィトンが作りました。みなさんも良く知っているモノグラムというシリーズです。実は2000年のアメリカズ・カップの後、このケースを作り直しました。といいますのは、アメリカズ・カップが開催されるたびに勝者のプレートをトロフィーの台に貼り付けるのですが、2000年に勝ったチーム・ニュージーランドのプレートを貼る場所がなくなってしまい、高さ10センチほどの台をさらに付け足したため、収納できなくなってしまったからなのです。もう使わなくなってしまった古いキャリングケースは現在パリにあるルイ・ヴィトン博物館に展示してあります。もちろん、ルイ・ヴィトン カップのトロフィー用キャリングケースもルイ・ヴィトン製、エピシリーズです。
そして今回はルイ・ヴィトンがオフィシャルタイマーになり、レースを計測します。これは今回初めてルイ・ヴィトンがルイ・ヴィトン カップウォッチを発売することに合わせての試みになります。

ヨットイベントとのかかわり
もともとはヨット乗りではないのだが、ずっとヨットイベントの広報やマーケティングに携わって来た。

私がヨットイベントと関わったのは1987年パースで行われた第2回ルイ・ヴィトン カップからです。パースでは法律を勉強していたのですが、たまたま夏休みだったのでパートタイムでルイ・ヴィトン・メディアセンターで仕事をしました。その後はオークランドに戻って、89-90年の世界一周レース、ホイットブレッドに参加したサー・ピーター・ブレイク艇長「スタインラガー2」のPRとイベントマーケティングの仕事に就きました。
アメリカ、サンディエゴで行われた1992年の第3回ルイ・ヴィトンカップではニュージーランドにとっての3回目のアメリカズ・カップへの挑戦「ザ・ニュージーランド・チャレンジ」でPRとイベントマーケティングを担当しました。95年に同じくサンディエゴで行われた第4回ルイ・ヴィトンカップでは知人がニュージーランドのシンジケート「タグ・ホイヤー」に関わっていましたので、私自身は仕事ではなかったのですが、大会期間中はサンディエゴに滞在していました。
そんなヨットイベントとのかかわりからか、1999年にオークランドで開かれた第5回ルイ・ヴィトンカップでは1987年以来再びルイ・ヴィトンメディアセンターで仕事をすることになり、イベントマーケティングとスタッフ統括を担当しました。第6回大会となる今回も1999年の時と同じ役割です。しかしながら、世界各国から延べ2000人メディアが来た前回大会と比べて、今回は3000人が来ると予想しています。そのため「ルイ・ヴィトン・ガール」と呼ばれるスタッフは世界各国から30人、ルイ・ヴィトン カップへ挑戦のない日本やドイツからもスタッフを採用しています。
世界中のメディアの注目が集まるようになると、メディアセンターの仕事は複雑さを増して来ます。インターネットでの情報発信やコンピューター画面上での3Dアニメーション化されたヨットレースを楽しめるヴァーチャルスペクテイターと言われるサービスも行いますので、大会前には何度もパリ本社で打ち合わせをしました。

ニュージーランド人としてのルイ・ヴィトン カップ、アメリカズ・カップ
イベントとしてのルイ・ヴィトンカップとアメリカズ・カップがオークランドで開かれている事はすばらしい事だと言う。

オークランドでルイ・ヴィトンカップとアメリカズ・カップが開かれている事はとてつもない事なのです。前回大会ではニュージーランドに6億4千万ドル(約380億円)もの経済効果がありました。開催期間は6ヶ月間にもわたる他にはないスポーツイベントなのです。
また、経済効果だけではなく、ニュージーランド人の夢でもあります。これはどういう事かと言うと、人口380万人の南半球の小さな島国が経済大国のアメリカ、テクノロジーやライフスタイルのセンスで世界をリードするイギリス、フランス、イタリアなどを相手にして互角に、いやそれ以上の勝負をして来ているからなのです。今までそんな事はニュージーランドでは考えられない事でした。アメリカズ・カップの獲得によってニュージーランドが大きく変ったのです。テクノロジーで世界の頂点に立てたという事実です。今までニュージーランドが世界の頂点に立てたといえば、オールブラックスくらいだったのではないかと思います。ラグビーでは肉体的な面での頂点ですが、アメリカズ・カップでニュージーランドのテクノロジーも世界のトップレベルにある事が証明され、ニュージーランド人がこれを誇りに思うようになったのです。ニュージーランドもやればできると自信を持ちはじめたのです。
その上、文化的な面も大きく変わりました。アメリカズカップヴィレッジを見て下さい。世界のどこにも引けを取らないレストランがオープンし、レベルの高い世界中の料理が味わえるようになったのです。

イベントとしてのルイ・ヴィトン カップ
ニュージーランド人としてルイ・ヴィトン カップやアメリカズ・カップはニュージーランドで開催してもらいたいと思っているが・・・・・

チーム・ニュージーランドが勝ち続ければ、ずっとルイ・ヴィトンカップもアメリカズ・カップもオークランドで開催され続けるはずですから、オークランドが経済面や文化面での恩恵を受け続ける事になります。ニュージーランド人としてはそうあって欲しいと思います。そのためには「ルイ・ヴィトンカップを制するものはアメリカズ・カップを制する」の語り草を打ち消す必要があります。しかし、仕事がらルイ・ヴィトンカップのチームにも頑張ってもらいたいと思っています。ルイ・ヴィトン カップのイベントとしてのすばらしさを世界中に紹介し、世界各国でルイ・ヴィトンカップを開催したいのです。そのためには「ルイ・ヴィトンカップを制するものはアメリカズ・カップを制する」の語り草をもう一度実証する事が必要になります。本音を言うとチーム・ニュージーランドに勝って欲しいという気持とルイ・ヴィトンカップの優勝チームに勝ってもらいたい気持が半々です。
仮にアメリカズ・カップがニュージーランドを離れる事があったら、その行き先はヨーロッパもいいと思います。イギリス、フランス、イタリア、スイスなどでルイ・ヴィトンカップとアメリカズ・カップが行われたら、それはそれですばらしい大会になるのではないかと思います。

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