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Vol.12 時代を飾るキウイ

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カレン・ウォ-カ-:KAREN WALKER
ファッション・デザイナー : Fashion designer
ニュージーランドのライフスタイルがデザインの源泉です。
カレン・ウォ-カ-:KAREN WALKER ファッション・デザイナー : Fashion designer 10月の末、大好評のうちにニュージーランド・ファッション・ウィークが終わった。ニュージーランドはファッションにおける南半球のパリだとコメントする評論家がいるほど、ファッションデザインのレベルは世界で注目を集めるようになって来ている。とは言うものの、ニュージーランド・ファッションのレベルを高めた第一人者で、世界的に名高いファッションデザイナーは、今までニュージーランド・ファッション・ウィークには参加していない。と言うより、忙しくて参加できないと言った方が正解だろう。すでに、アメリカ、フランス、イギリス、オーストラリア、香港、そして日本でも大人気のファッションブランドとして認知され、季節の違う北半球、南半球両方のデザインを同時進行させる離れ業をこなしている。日本マーケットから総売上の約50%が計上されるほど、日本にファンが多い。そのデザインは自分がニュージーランド人だというアイデンティティから来ていると言う。

  

 

オークランド生まれ、育ち。オークランド・ファッション・カレッジ在学中に、自分の作品をブティックに売り歩いていた経験もある。1993年にオークランドのニューマーケットに直営店をオープンして以来、現在はニュージーランドを始め、オーストラリア、イギリス、アメリカ、香港、日本と世界6ヶ国で販売されている。98年香港ファッション・ウィークの「Daddy's gone strange」でデビュー。今年9月のロンドン・ファッションウィークは「Runaway」と題し、著名なファッション誌や評論家の注目を集めた。最近はメンズも手掛けている。

ステップアップへの道
若くてエネルギッシュだった10代後半、20代前半は、とにかくやる気があって、なんでもトライしたかった。

今はもうなくなってしまったのですが、オークランドのカランガハペ通り(通称Kロード)にあった、オークランド・ファッション・カレッジに18歳で入学しました。パターン作りや機械の使い方など、服作りの基礎を勉強しました。主に作っていたメンズのカジュアルシャツを在学中にもかかわらず、「Karen Walker」ブランドを付けて、オークランドの街にあるブティックに売り歩いていました。小売価格は200ドルくらいだったのではないかと思います。取り扱ってくれたブティックはおもしろがって売ってくれ、売れると次々とオーダーをしてくれるようになりました。こんな事を在学中の2年間続けていました。
カレッジを終える頃には、取扱い業者を通して、ニュージーランド中で販売されるまでになりました。少しずつ利益も出て、オフィスも持つ事ができるようになっていました。これを3~4年続けました。この頃はやる気があり、どんどんビジネスを大きくして行きたいと思っていました。十分利益が出るようになった1993年、オークランドのニューマーケットに直営店をオープンしました。お金のためと言うよりも、とにかく自分を表現したいという気持でいっぱいで、がむしゃらにデザインして、作って、売ってという生活の繰り返しでした。
そして、1994年にはオークランドのオコーネルストリートに2軒目の直営店をオープンできました。翌年には今のエージェントとなるオーストラリアの会社からアプローチがあり、取り引きを始めました。今ではシドニー、メルボルン、パースなど20軒のブティックで販売されています。

画期的な出来事
1998年は世界中に認知されるきっかけとなる事が偶然にも重なった、ブイレイクスルーの年。
1998年は忘れられない年です。
まず、1月に初めてのショーを香港ファッション・ウィークで行いました。これが私のデビューになります。アジア太平洋地区の若いファッションデザイナーを各国一人ずつ招待して開かれたこのイベントに、ニュージーランドから私が招待されました。その直後にニューヨークの高級デパートバーニーズやビッグ・ドロップで販売される事が決まりました。
そして、5月にオーストラリアン・ファッション・ウィークでもショーを行ない、ニュージーランドから世界のファッション地図が少しずつ見えて来ました。小さなステップを踏み始めた実感が湧いて来ました。それでも失敗する事もありました。「2歩前進して、1歩後退する」という感じで仕事に取り組んでいました。
9月は忘れられない出来事がありました。MTV音楽大賞のイベントで私がデザインしたメンズ仕立ての「キラーパンツ」を歌手のマドンナがはいて登場しました。これは私たちが仕掛けた事ではなく、全くの偶然なのです。マドンナはニューヨークのバーニーズで自分がはくパンツを6~7本買ったらしいのですが、その中の一本が私の「キラーパンツ」だったのです。その時私はメルボルンにいて、アメリカの知人から電話連絡を受けて初めて知りました。この様子は『Vogue』や『Elle』などのファッション雑誌にこぞって取り上げられ、マドンナとキラーパンツはセットで紹介されました。後に「キラーパンツ」は「マドンナパンツ」とも言われるようになりました。あれほどインパクトがあるとは、その時には思いもしませんでした。

ニュージーランドにとどまる意味
世界中でコレクションを発表していても、北半球のファッション激選区に移り住むつもりはない。
よく、なぜロンドンやパリ、ミラノ、ニューヨークを拠点にしないのか聞かれます。世界のファッション都市でコレクションを発表しているからなのでしょう。でも、そうしてしまうと私らしさがなくなってしまうのではないかと思うからです。
ニュージーランドは私の生まれ、育った国です。家族も知人もいます。最近はニュージーランド人自身が前向きな考えを持ち、クリエイティブなアイデアを生み出せる国なんだと感じ始めて来ているほど、おもしろい国になっています。さらにライフスタイルです。私の住んでいるオークランド郊外のワイタケレ地区では、朝の歯磨きの時に馬や犬やアヒルが草むらを走り回っているのが見えます。仕事で訪れる大都会と全く違うこの環境がインスピレーションを与えてくれるのです。気に入ったイメージの写真などを見つけると、それを家やオフィスの壁に貼っておきます。すると、自分が住んでいるオークランドの郊外と作品を発表する大都会の両極性が壁に貼った写真にインスピレーションを与えてくれるのです。そんな相反するところからインスピレーションを受けるためか、男性的なものと女性的なもの、美しいものと醜いもの、北と南など、異なる違った性格のものをミックスする事が私のデザインのテイストになっています。
それに、ファッションデザイナーという職業はカメラマン、スポーツ選手、アクターなどと違って、そこにいなければ出来ない仕事ではありません。
その代わり、ニュージーランドをベースにして世界的にコレクションを発表する場合は、北半球、南半球両方を相手にしなければなりません。つまり、季節が全く逆の2つのコレクションを同時に作らなければならないのです。今取り組んでいるのは一年先のコレクションで南半球用の2003~2004年夏、北半球用の2003~2004年冬ものです。来年2月までにサンプルを作り、3月以降から各国のエージェントに売り始め、8月から9月にかけて店頭に並ぶというスケジュールです。ですから、北半球のデザイナーの2倍の仕事量をこなしている事になります。そのため、ニュージーランド・ファッション・ウィークには参加できないのです。さらに、生地などの材料費は輸入ものが多いため、輸送費、関税などがかかり、物価が安いといわれるニュージーランドでありながら、結局高くついてしまいます。
そんなデメリットを感じながらでもニュージーランドをベースにしているのは、このライフスタイルが私のデザインの源泉になっているからです。

日本では今、最もホットなファッションデザイナーのひとり
総売上の約半分は日本マーケットから計上される。日本の女性ファッション誌では特集が組まれるほどだ。

私のデザインは「ハイ・カジュアル」と言われるカテゴリーに入ると思います。簡単に言ってしまうと、フォーマルとストリートファッションの中間に位置すると言っていいでしょう。そして、シンプルで、着易いのが特徴です。
「Karen Walker」が初めて日本に紹介されたのは1999年です。ニューヨークのバーニーズ経由で今の日本のエージェントとなる会社と取り引きが始まりました。現在は日本全国24都市、約40店鋪で販売されています。日本の女の子達は私のデザインを「かわいい」と言ってくれます。みんながそう言っていたので、私が初めて覚えた日本語は「かわいい」でした。
ニュージーランド人はみんなが応援してくれる反面、なかなか私の服を買ってくれません。ファッションではあまり冒険しようとしないのです。ですから、今は世界中の買える人、わかる人に作っていきたいと思っています。その点、日本人は私のデザインを分かってくれると思います。日本人は元来ファッションが大好きですし、今までに見た事のないもの、新しいアイデアのものを好むと思います。日本には私のデザインを受け入れる下地があったのではないでしょうか。その結果、日本マーケットは総売上の50%を占めるようになりました。
最近は洋服の他にアクセサリー、ジュエリー、バッグ、靴のデザインも始めました。そして、将来は誰でも一本は持っているファッションの定番とも言えるジーンズを発売したいと思っています。


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