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時代を飾るキウイ 総勢57人総集編 101号(2010年6月発行)〜156号(2014年12月発行)
ほか

Vol.38 時代を飾るキウイ クリケット協会チーフ・エクゼクティブ

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クリケット協会 チーフ・エクゼクティブ Andrew Eade さん
日本でもクリケットはプレーされています。

「Summer of Cricket」 夏のスポーツ、クリケットを象徴する言葉だ。夏になるとラグビーに代わり、スポーツニュースの話題を独占する事はこの夏をニュージーランドで過ごした人なら分かるはずだ。毎年、ニュージーランドを始め、南半球のスポーツといえば、冬はラグビー、夏はクリケットというのが定番なのだが、クリケットは日本人が知らないスポーツだけに、人気がなく、つい見逃されてきている。サッカーに次いで競技人口は世界で2番目に多いスポーツと言われ、これほどまでにニュージーランド中が注目するスポーツのクリケットがおもしろくないわけがない。野球の原型と言う事は知っているにも関わらず、我々日本人に馴染みがなく、ルールも知られていないために、誰もがつまらない、何をやっているのか分からない、試合時間が長すぎると切り捨てられて来たのだ。
もう、そんなクリケット食べず嫌いは卒業しよう。オークランド・クリケット協会CEOアンドリュー・イェードはクリケットの総本山、ロンドンのインターナショナル・クリケット・カウンシルで東南アジア、太平洋地域、および、全世界のクリケットの普及、強化委員を歴任した経験を持つ。したがって、日本のクリケット事情にも精通している。クリケットの奥深さ、おもしろさを伝授してもらうのにこれほどの適任者はいない。
今月はクリケットを読者の方々に理解していただくため、テレビを観ていて分かるクリケットのルールを紹介した。

クリケット協会チーフ・エクゼクティブ

Andrew Eade
アンドリュー・イェード
オークランド・クリケット協会 チーフ・エクゼクティブ / Auckland Cricket Association Inc. Chief Executive

1961年ニュージーランド人の両親のもと、インドに生まれる。オークランド大学でスポーツ法を学ぶ。オークランドのサバーブス・クリケット・クラブ勤務の傍ら、コーチも兼任。その後、ICC(インターナショナル・クリケット・カウンシル)で東南アジア・太平洋地域、全世界の普及・強化委員を経て、2003年に現職に就任。スポーツ法を学んでも、いま注目を浴びる職業、スポーツエージェントにはなるつもりは無い。

日本のクリケット? 日本クリケット協会が存在する?
私の勤務していたICC(インターナショナル・クリケット・カウンシル)はロンドンにあり、世界のクリケットの総本山です。

ICCは世界のクリケットを代表する10か国、ニュージーランド、オーストラリア、イングランド、南アフリカ、ジンバブエ、インド、バングラディシュ、パキスタン、スリランカ、西インド諸島からそれぞれ4人の委員が派遣され構成されています。この10か国が世界のクリケットをリードし、テストマッチといわれる国代表の試合を行います。その下に位置するのが協力メンバー(Associated Member)といわれる27か国があり、カナダ、ケニア、フィージーなどがこの中に属しています。さらにその下に関連メンバー(Affiliated Member)48か国があります。日本は関連メンバー48か国の一つで、韓国、インドネシア、サモア、トンガなどとその上の協力メンバーへのステップアップを狙っています。
世界のクリケットはヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、アジア、東南アジア・太平洋の5つの地域に分けて普及、強化を行っています。今年初めて各地域ごとにトーナメントを行い、ICCの新しい普及・強化策を実施する事になりました。その一環として、日本では昨年7月に静岡県富士市で2007年に西インド諸島で開かれるワールドカップの東アジア・太平洋地域の一次予選が開かれました。
日本のクリケットは明治維新後、英国海軍や英国商人が、130年前に横浜に初めてクリケットクラブを作りました。その後、大学を中心に発展し、その卒業生達が自分達のクラブを作って発展してきました。今では約50のクラブがあり、年齢別や、男女の日本代表チームが存在します。

ニュージーランドのクリケット代表チームは「ブラック・キャップス」
ニュージーランドのクリケットはクライストチャーチにあるニュージーランド・クリケット・アソシエーションが統括しています。

全国をNorthern District、 Auckland、 Central District、 Wellington、 Canterbury、 Otagoの6地域に分け、17歳以下のレベルからトップレベルまで国内選手権が行われます。トップレベルになるとプロ選手で、毎年10月から3月まではニュージーランドでプレーし、4月から9月まではイングランドなど北半球のクラブでプレーしています。国内選手権で活躍した選手はニュージーランド代表チーム「ブラック・キャップス」に選ばれ、他の国の代表チームとテストマッチを行います。現在「ブラック・キャップス」のキャプテンを務めるスティーブン・フレミングは自叙伝も発行されるなど、ニュージーランドのクリケット史上で非常に優秀なキャプテンと言われており、オールブラックスの中心選手と同じほどの金額を稼ぐと言われています。
6地域の代表チームによる国内選手権は保険会社のSTATE INSURANCEがスポンサーとなり、2種類のリーグを行っています。一つは12月末から2月半ばまで行われる「STATEシールド」で、一日で勝敗が決まるワンデイ・クリケットを行います。もう一つは「STATE チャンピオンシップ」で12月初めから4月上旬まで、一試合4日間もかかる長丁場の試合を行います。この2つのリーグの間に「ブラック・キャップス」が行うテストマッチが組まれ、今シーズンはスリランカとオーストラリアがニュージーランドに遠征に来て、それぞれワンデイ・クリケットを5試合、テストマッチを2試合行います。
女子も男子と同じように国内選手権があります。特に女子代表チームはワールドカップでの世界チャンピオンで、男子に比べると人数は少ないですが、プロ選手として稼ぐ事が出来ます。

クリケットの魅力
アウトドアのチェスと言われる緻密なスポーツ

クリケットのやりがいは二つあると思います。一つは歴史と伝統を感じる事が出来る事でしょう。服装を正しくする、プレーでは不正をしないなど、クリケットを行う上でのエチケットとマナーを守らなければならないからです。フェアプレイと社交を重んじる紳士、淑女のスポーツなのです。その上、テストマッチになると試合の最中に40分のランチタイムや20分のティータイムがあり、英国の伝統を肌で感じる事が出来ます。だから時間がかかるのです。二つ目は試合終了直前には非常にエキサイティングになる事でしょう。特に一日で勝負を決めるワンデイ・クリケットは各チームの投球数が50オーバー。つまり6球で1オーバーという単位で計算されるので、300球と決められており、300球の中で多くの点を取った方が勝ちます。300球に近づけば近づくほど、あと残りの球数で何点取らなければいけないかという、緊迫した時間帯がやってきます。野球で言えば、1点差で負けていて、9回の裏2アウト満塁という目を離せない時間がやって来るのです。それまでには相手チームとの様々な駆け引きがあり、だからアウトドアのチェスと言われる緻密さがあるのです。そこが多くの人たちをクリケットに惹き付ける要素だと思います。
これらのクリケットの魅力を多くの人に伝えるのが私達の仕事です。ラグビー、サッカー、ヨットなどニュージーランドで人気のスポーツを相手にクリケットが、特に子供達にどこまで受け入れられるかは重要な課題です。昔はクリケットは時間が長くかかり、観ていてもつまらないと思う子供達もたくさんいました。また、同じ人が打ち続け、次の人に順番が廻って来るのに長い時間がかかったりして、プレーをしていても退屈してしまう事が良くありました。ですから、みんなが打てて、みんなが投げられるようにし、また、怪我がないように用具を全てプラスチックにして、子供達用専用のルールを作りました。さらに学校の体育の授業で行われるように、有名選手を学校に派遣して、プロモーションを行っています。今までクリケットはパケハ(白人)の比較的上流階級のスポーツと言われてきました。しかし、学校にはパケハも、マオリも、ポリネシアンも、アジア人もいます。マオリやポリネシアンはもともと体つきから、また、両親や親戚からラグビーをやるように勧められるのですが、今ではマオリとパケハのハーフが「ブラック・キャップス」に選ばれるようになり、すそ野が広がって来ていると思います。今後はマオリ、ポリネシアン、さらにはアジア人の優秀なクリケッターが誕生するかもしれません。

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